フィギュール彩<br> フレンチポップス・シックスティーズ―イェ・イェと称されるムーヴメントをめぐって

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フィギュール彩
フレンチポップス・シックスティーズ―イェ・イェと称されるムーヴメントをめぐって

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  • サイズ B6判/ページ数 151p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784779170553
  • NDC分類 767.8
  • Cコード C0373

出版社内容情報

「イェ・イェ」現象の内実とはいったい何だったの!?



1967年春、レナウンから新たなファッションの

提案としてレナウン娘たちが歌い踊る「イエ・イエ」の

CMが放送開始。流行語にもなったCMは

日本のCM史上の分岐点となった。

その表現はいままでになかった斬新な試みで日本のCM製作の

レベルを国際的にも知らしめることになった。

「浮かれた楽曲がフランスで流行った時期」を表す用語

として通用してきた「イェ・イェ」が、

どのような文脈で現われたのかを、

日本への影響をふまえて徹底検証。

60年代に渡仏した英米のアーティストを調査し

フランスで2009年に出版された

『Nos ann?es 1959 /1976 salut les copains』に

記された証言をもとに、

「フレンチポップス」として日本に紹介された楽曲を

たどって当時の状況を伝える。

またフランス音楽界の渦中にいた音楽家、

クロード・チアリ氏にインタビューを敢行。

知られざる「フレンチポップス」の舞台裏を

詳細に語ってもらった。

第1章「イェ・イェ」と称されるムーヴメントとその背景

第2章 日本語でのフレンチポップス

第3章 60年代以降を俯瞰して

第4章 社会情勢と「イェ・イェ」の特異性

第5章 クロード・チアリ氏を訪ねて

おまけ 関連ディスコグラフィー

瀬尾 雅弘[セオ マサヒロ]
せお・まさひろ
早稲田大学第一文学部仏文学科卒業。
翻訳・通訳でアフリカの仏語圏の国々での政府
無償援助のプロジェクトに関わる。
種々の業務翻訳の他、
監修・著作で
2010年『Polnareport?
ミッシェル・ポルナレフ 挑戦と変遷のレポート?』
(愛育社)を刊行。

内容説明

「イェ・イェ」現象って何だったの?「モノ言う権利がなかった若者たち」が音楽でモノ申すようになっていった60年代。社会参加の年齢となって問題意識を抱いた彼らの思いを反映させた楽曲が共感を得て大衆化した当時のフランスの音楽に耳を傾ければ、政治的社会的信条めいた言説では捉えきれない彼らの心情がまざまざと伝わってくる。

目次

第1章 「イェ・イェ」と称されるムーヴメントとその背景(シルヴィ・ヴァルタン―フランス最初の女性ポップ・アイドル;フランソワーズ・アルディ―山羊座の運勢の導き;セルジュ・ゲンスブール―イェ・イェ渦中においての活路;フランス・ギャル―「お人形」からの脱皮;サルヴァトール・アダモ―時流に抗して際立つ存在;ミッシェル・ポルナレフ―アーティストとして独自な軌跡;ジャック・デュトロン―デュトロン流シャンソン)
第2章 日本語でのフレンチポップス
第3章 社会情勢と「イェ・イェ」の特異性
第4章 六〇年代以降を俯瞰して
第5章 クロード・チアリ氏へのインタヴュー

著者等紹介

瀬尾雅弘[セオマサヒロ]
早稲田大学第一文学部仏文学科卒業。翻訳・通訳ではアフリカ仏語圏の国々での政府無償援助プロジェクトに関わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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qoop

6
60年代フランスのポップシーンを席巻したイェ・イェの特徴は、既存の価値観に逆らう反骨心と、流行をスタイルのみなぞる軽薄さ… いわば普遍的な若者文化の見え方そのものとなってしまうが、それを成立させた当時の社会/音楽業界の状況、人気歌手たちの略伝などを加味することで、立体感のある現象として取り上げようと努めているのが感じられた。他に、内容とは関係ないのだが助詞の省略が気になった。何かの効果を狙っているのかも知れないが、読み取れず。2018/07/25

ybhkr

0
サブタイトルにある「イェ・イェ」がフランスっぽくてよい。イェーイ!というよりイェ・イェ感あるし。こういうまとめ本があると渋谷系から入って、逆に世代(生まれる前の音楽だけど遡る形で流行してはまった90年代ゆえ)の人間にはありがたい。わたしにとって初のイェ・イェ遭遇はファンシネーム・グルーピーフェイス(だったかな?カヒミ・カリィと嶺川貴子のユニット)がフリッパーズギターのtribute的なアルバムで唄った「恋はイェ・イェ」で、そこから、ゲンズブール、フランスギャル、フランソワーズアルディ、ミシェルポレナレフ。2017/04/17

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