かわさき市民アカデミー川崎学双書シリーズ
縄文海進と子母口貝塚―先史時代の川崎の海を復元する

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  • サイズ A5判/ページ数 91p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784779150708
  • NDC分類 213.7
  • Cコード C0321

目次

序章 自然史資料と考古資料の出会い
第1章 多摩川の下流部に位置する川崎の地形(川崎の位置とその地形;川崎沖積平野の地質)
第2章 多摩川低地の沖積層を調べる(川崎駅前地下街「アゼリア」で多摩川低地の沖積層調査がはじまる;現在と異なる古多摩川の流路;川崎市域下流域の沖積層に穿った三本のボーリング・コア;多摩川の河床に露出していた縄文時代のカキ礁化石;多摩川・鶴見川低地に見られる海岸線の変遷)
第3章 科学的な考古学の夜明け(アメリカ人エドワード・シルベスター・モースと大森貝塚の発掘調査;周知されなかった南加瀬貝塚(川崎市幸区)の成果と、その顛末
子母口貝塚の発掘史と、市教育委員会による発掘)
第4章 待望されていた子母口貝塚資料の公開と、周辺遺跡の動静(山内清男が発掘したD地点貝塚の資料;台地先端部に群在する貝塚遺跡群は語る)
終章 楽しい出会いを悦ぶ

著者等紹介

松島義章[マツシマヨシアキ]
昭和11年12月、長野県下伊那郡伍和村生まれ。横浜国立大学学芸学部地学科卒。理学博士(東京大学)。神奈川県立博物館学芸部地学学芸員として勤務。神奈川県立生命の星・地球博物館地学専門学芸員として勤務、学芸部長。放送大学大学院、玉川大学、日本大学、北里大学ほかで非常勤講師をつとめる。日本第四紀学会名誉会員、日本古生物学会名誉会員、神奈川県立生命の星・地球博物館名誉館員

村田文夫[ムラタフミオ]
昭和18年3月、川崎市生まれ。立正大学文学部史学科卒。川崎市教育委員会勤務、文化財の調査・保護行政及び博物館学芸員などに従事。かわさき市民アカデミー(前)副学長。立正大学・日本大学で非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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