出版社内容情報
長年日本のジャーナリズムを牽引してきたはずの新聞やテレビが衰退している。
背景にはインターネットの普及もあるが、マスコミ業界がジャーナリズムの使命を軽視してきたことが大きい。そうした近年の動きをテレビなど大手メディアで活躍してきた著者が批判的に振り返り、これからはジャーナリズムの主体が市民に移っていくだろうと予測する。市民ジャーナリズムに必要となる思考や志、技術を「ジャーナリズム・リテラシー」と呼び、その本質を教示する。
内容説明
長年日本のジャーナリズムを牽引してきたはずの新聞やテレビが衰退している。これからはジャーナリズムの主体が市民に移っていくだろう。マスコミがジャーナリズムの使命を軽視してきた経緯を振り返り、市民ジャーナリズムに必要となる思考や志、技術、本質を提示する。
目次
1 日本の凋落とジャーナリズムの衰退
2 既存メディアの再起の可能性
3 市民がジャーナリズムの主体に―大手メディア依存からの転換
4 「ジャーナリズム・リテラシー」疑う力と創る力
5 「ジャーナリズム・リテラシー」普及の主体
6 「ジャーナリズム・リテラシー」を促す思考
著者等紹介
岡田豊[オカダユタカ]
1964年、群馬県高崎市生まれ。ジャーナリスト。テレビ朝日・元アメリカ総局長。1990年~日本経済新聞社・編集局記者、1991年~共同通信社・編集局記者。2000年~テレビ朝日・報道局。経済部記者、経済部デスク、外報部統括デスク、副編集長。コメンテーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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