勇猛と正直―佐藤幸徳中将手記

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  • サイズ 46判/ページ数 268p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784779129957
  • NDC分類 916
  • Cコード C0021

出版社内容情報

最も拙劣で無責任な作戦として名高い「インパール作戦」の師団長・佐藤幸徳中将が後世に残していた歴史の真実。そして「抗命事件」の真相とは?
本書は、太平洋戦争のあいだの「インパール作戦」に参加した三軍団のひとつ第31師団・烈師団を指揮した師団長・佐藤幸徳中将が書き残した手記と、彼が戦後に発表した二篇の論文を収録し、そして佐藤中将の大甥にあたる歴史家・佐藤彰一氏(名古屋大学名誉教授)が大伯父の人となりについて記した論攷で構成されている。佐藤中将は昭和34年に没したが、その数週間前にほとんどの書きものと手紙類を焼却するよう指示した。こうした事情から佐藤中将の発話は、本書の自筆原稿と、印刷された二篇の論攷しか存在しない。第1部は「手記」と雑誌「新民」(昭和28年)「青淵」(昭和29年)に寄稿した論文。第2部は佐藤彰一氏による佐藤中将の生い立ちと、本人が書き残していない「張鼓峯事件」の概要、そして「インパール作戦」に関する補論からなる。職業軍人・佐藤幸徳中将の「思想」を探る画期的な試みとなっている。最終的に佐藤中将は経済的な困窮に陥り、昭和34年2月26日、肝硬変で病死する。佐藤中将は死の直前まで日本軍上層部を批判し続けたが、特に牟田口廉也と第15軍司令部に対しては厳しく、手記には「複雑怪奇、奇想天外の陰謀」などと書き残しており、あらゆる媒体を通じて激しい言葉で牟田口を批判していたのであった。

内容説明

最も拙劣で無責任な作戦として知られる「インパール作戦」。佐藤幸徳中将が後世に書き残した「歴史」の真実、そして「抗命事件」の真相とは!?インパール作戦に参加した第31師団・烈師団を指揮した佐藤幸徳中将が残した手記(特に牟田口廉也に対しては厳しく、手記では「複雑怪奇、奇想天外の陰謀」と書き、あらゆる媒体を通じて激しい言葉で牟田口を批判)と、戦後に発表した2篇の論文を収録。そして、佐藤中将の大甥にあたる歴史家・佐藤彰一(名古屋大学名誉教授)氏が大伯父の人となりについて記した論攷を収載。

目次

第1部 佐藤幸徳中将手記(皇道派と統制派;昭南(シンガポール)到着迄
昭南到着後の行動
「インパール」作戦開始直前の情況
愈「ウ号」作戦の実施 ほか)
第2部 勇猛と正直(生家;自己認識;庄内の社会的・精神的風土;華北への派遣;張鼓峰事件 ほか)

著者等紹介

佐藤幸徳[サトウコウトク]
1893年3月5日山形県生まれ。1959年2月26日没(65歳)。大日本帝国陸軍中将。庄内中学校から仙台陸軍幼年学校を経て陸軍士官学校卒業。1921年に陸軍大学校卒業。陸軍参謀本部勤務や部隊勤務などを経る。1922年6月出征、8月歩兵大尉・歩兵第32連隊中隊長。1934年8月第6師団参謀。1937年8月歩兵大佐。10月第19師団歩兵第75連隊長「張鼓峰事件」。1938年12月第8国境守備隊第2地区隊長。1939年8月少将・第23歩兵団長。1945年5月東北軍管区司令部附。10月招集解除

佐藤彰一[サトウショウイチ]
1945年7月28日山形県生まれ。歴史学者。名古屋大学名誉教授、日本学士院会員、フランス学士院碑文・美文アカデミー外国人会員。名古屋大学大学院教授、フランス社会科学高等研究院客員教授、コレージュ・ド・フランス招聘教授、パリ第1大学招聘教授、西洋中世学会会長等を歴任。日本学士院賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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佐藤幸徳中将手記: 皇道派と統制派 昭南(シンガポール)到着迄 昭南到着後の行動 「インパール」作戦開始直前の情況 愈「ウ号」作戦の実施 461高地に対する空爆隊の強襲 持久態勢に転換後「コヒマ」撤退に到る戦闘 遂に一審の栄辱を捧げて全軍の覆滅を救うに決す 精神異常と軍法会議問題 「インパール」の烈兵団手記「補遺」 「インパール」作戦に関する考察 勇猛と正直: 生家 自己認識 庄内の社会的・精神的風土 華北への派遣 張鼓峰事件 東条英機との決別 インパール作戦 戦争が終わって2024/09/26

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