内容説明
団塊世代の真摯な回想。激烈な競争の中で、高度経済成長を支え、さまざまな社会現象を生み、労働市場、消費と貯蓄、企業経営、社会保障制度等に変革をもたらした団塊の世代。本書は同世代との間に微妙な距離感があった「自己」について省察したものである。
目次
1 明治生まれの両親の庇護の下で(幼児期;少年期)
2 自由と都会の刺激を求めて(外国へのあこがれ;ノンポリ学生の矜持;立ちはだかる学歴、学校群の壁;事実を見る眼)
3 社会人としての責任と役割(自立、自律性の尊重/衣食住の確保;人間の本源的欲求/子孫の繁栄;より高い精神生活を求めて)
4 知を求めて(再学習;書に著す)
5 わずかばかりの悟り(人生は二者択一の連続である;運命は流転する ほか)
著者等紹介
原田國夫[ハラダクニオ]
1949年生まれ。法政大学法学部法律学科卒業。首都大学東京大学院社会科学研究科博士前期課程経営学修了(MBA)。筑波大学大学院ビジネス科学研究科博士後期課程単位取得退学。日本中小企業学会会員、東京都土木建築健康保険組合互選議員ほか。現在、内野建設株式会社(東京都練馬区)参与(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。