つながるビルマ、つなげるビルマ―光と影と幻と

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つながるビルマ、つなげるビルマ―光と影と幻と

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  • サイズ B6変判/ページ数 220p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784779128776
  • NDC分類 302.238
  • Cコード C0036

出版社内容情報

2021年2月の国軍によるクーデター以降、多くの市民に甚大な被害が出ているビルマ(ミャンマー)。国軍と闘い続ける市民による新しい民主的ビルマは実現するのか。ビルマ近現代史研究者として40年以上この国を見つめ関わってきた著者が、素朴で豊かな人々の日常や文化を心温まるエッセイで描きながら(第Ⅰ部)、現在に至るまでビルマが抱え続けている負の歴史と現実を伝え、日本をはじめとする国際社会の役割を問う(第Ⅱ部)。

内容説明

素朴で豊かな人々の日常と、国軍の圧政と闘う人々の日常。ビルマ(ミャンマー)研究ひとすじ40年の著者が、いま伝えたいこと。

目次

第1部 ビルマを学ぶ、ビルマから学ぶ(ビルマ留学の残照―ウー・サーミー父子の思い出;成田に着いたら別れてあげます;あるビルマ人弁護士の思い出;トイレ使用は課長決裁;「馬車運」の悪い留学生 ほか)
第2部 ビルマのいま、ビルマの未来(アウンサンスーチーの生き方―心に自由の砦を;ビルマ民主化への道のり―議会に入ったアウンサンスーチー;ビルマ民主化の行方―道義的強さで国民と連帯;危機のなかのビルマ―機能しない仲裁外交から標的制裁へ;クーデター後のビルマ―Z世代による未来志向の抵抗 ほか)

著者等紹介

根本敬[ネモトケイ]
1957年生まれ。上智大学総合グローバル学部教授。専門はビルマ近現代史。国際基督教大学卒業、同大学院博士後期課程中退(文学修士)。東京外国語大学教授を経て2007年より上智大学外国語学部教授、2014年より現職に異動。2023年3月定年退職。同年4月より名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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お抹茶

3
1980年代にミャンマーに留学していた頃の思い出や最新のミャンマー情勢などを綴ったエッセイ。留学中のトホホエピソードの中にも,ビルマ式社会主義下でのミャンマー人大学教員の悲哀が伝わる。国軍に対する国民の支持がない理由として,国軍は独立以来70年以上戦闘を続けてきた稀有な政府軍で,自国民を殺害することに慣れ,国民の中に支持基盤を作らなかったことが特徴だと説明する。著者は定年退職を迎えたということで,ビルマ一筋の研究者の軌跡でもある。2023/04/27

クァベギ

1
硬軟あわせもっている本であるゆえに、ビルマに詳しくない私のような読者には手に取りやすい本。特に「軟」の部分は、読んでいくうちに著者の接してきた人たちへの親しみがわいてくる。その「軟」が楽しいだけに、「硬」の部分で触れられているビルマの現在の暗黒面とのあまりのギャップに、暗澹たる気持ちになった。2023/05/09

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