我々の星のハルキ・ムラカミ文学―惑星的思考と日本的思考

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我々の星のハルキ・ムラカミ文学―惑星的思考と日本的思考

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  • サイズ A5判/ページ数 335p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784779128400
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0095

出版社内容情報

ハルキ・ムラカミの文章はいかにして日本から世界=惑星の隅々まで届くのか。

村上春樹は、日本を舞台に日本語で描かれた作品を、日本から世界へ向けて発信し続けている。その意味では「日本のローカルな」作家ではなく、かといって「米国発のグローバルな」作家でもない。この「惑星的思考」ともいうべき村上春樹の世界観を、国内外の村上春樹/ハルキ・ムラカミ研究者が共に検証する珠玉の論考の集成。



【目次】

はじめに「日本」の村上と「惑星」のムラカミ

?翻訳?

第1章  ヨーロッパに浮かぶ二つの月

第2章  村上春樹『国境の南、太陽の西』の新旧ドイツ語訳

第3章  一九八五年の「相棒」とは誰だったのか

?歴史/物語(hi/story)?

第4章 『海辺のカフカ』における時空

第5章  村上春樹作品にみる「神話的思考」と物語の構造

?海外作家?

第6章 『羊をめぐる冒険』をめぐるゴールド・ラッシュの点と線

第7章  ここは僕の場所でもない

?紀行?

第8章  村上春樹の紀行文と小説における相互影響について

第9章 『ノルウェイの森』誕生の地 ローマ・トレコリレジデンス探訪記

第10章 『海辺のカフカ』を歩く

?村上春樹関係年譜?

おわりに 加藤典洋「的思考」と村上/ムラカミ批評の未来

内容説明

ハルキ・ムラカミの文章はいかにして日本から世界=惑星の隅々まで届くのか。村上春樹は、日本を舞台に日本語で描かれた作品を、日本から世界へ向けて発信し続けている。その意味では「日本のローカルな」作家ではなく、かといって「米国発のグローバルな」作家でもない。この「惑星的思考」ともいうべき村上春樹の世界観を、国内外の村上春樹/ハルキ・ムラカミ研究者が共に検証する珠玉の論考の集成。

目次

翻訳(ヨーロッパに浮かぶ二つの月―村上春樹『IQ84』を翻訳すること;村上春樹『国境の南、太陽の西』の新旧ドイツ語訳;一九八五年の「相棒」とは誰だったのか―短編「パン屋再襲撃」の翻訳をめぐって)
歴史/物語(hi/story)(『海辺のカフカ』における時空―少年Aをめぐる方法としての歴史性;村上春樹作品にみる「神話的思考」と物語の構造)
海外作家(『羊をめぐる冒険』をめぐるゴールド・ラッシュの点と線―初期三部作に刻まれたジャック・ロンドンの痕跡;ここは僕の場所でもない―フィッツジェラルドからチャンドラー、そして村上へ)
紀行(村上春樹の紀行文と小説における相互影響について―なぜ『多崎つくる』は名古屋にもフィンランドにも「行かずに」書かれたか;『ノルウェイの森』誕生の地ローマ・トレコリレジデンス探訪記―村上春樹『遠い太鼓』から探るローマで誕生した意味;『海辺のカフカ』を歩く―舞台としての香川・高松)

著者等紹介

小島基洋[コジマモトヒロ]
京都大学教授

山〓眞紀子[ヤマサキマキコ]
日本大学教授

〓橋龍夫[タカハシタツオ]
専修大学教授

横道誠[ヨコミチマコト]
京都府立大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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サトシ@朝練ファイト

22
久々に春樹関連本を読みました。どう翻訳するか?なかなか興味深いですね。80~90年代に出版されたこの手の本とは随分と趣が異なるんだなあ。2022/11/12

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