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出版社内容情報
不義の子アマディスのオリアナ姫との別離。
「緑の剣の騎士」としての苦難。怪物エンドゥリアゴとの死闘。
オリアナ姫との再会ならびに
「美貌の息子・エスプランディアン」の誕生など
「ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ」の頭を狂わせた
スペイン最古の騎士道物語の大長編、後半。
「…アマディスは勇猛なる恋する騎士たちの指針、明星、
太陽であって、恋と騎士道の旗印のもとに戦うわれらは、
すべからくそのすべてを真似るべきである。
そう言う次第であるから、友達のサンチョ、アマディスを
もっともよく真似る遍歴の騎士こそが騎士道の完成にもっとも
近くにいるとわしは考えるのだ。この騎士が分別、勇気、度量、
忍耐、ゆるぎなき愛を端的に見せたのは、オリアナ姫に疎まれて
ペニャ・ポブレに身をもって苦行に身を投じたときだった。」
(セルバンテス『新訳 ドン・キホーテ』第25章より)
内容説明
アマディスのオリアナ姫との別離。「緑の剣の騎士」としての苦難。怪物エンドリアゴとの死闘。オリアナ姫との再会ならびに「美貌の息子・エスプランディアン」の誕生など全ヨーロッパを舞台に展開。「ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ」の頭を狂わせたスペイン騎士道物語の傑作!
著者等紹介
デ・モンタルボ,ガルシ・ロドリゲス[デモンタルボ,ガルシロドリゲス] [de Montalvo,Garci Rodr´iguez]
1450年頃?~1505年。詳細は分かっていない。自身が『アマディス・デ・ガウラ』の最後にそれとなく記しているところによるとメディナ・デル・カンポ(カスティーリャ・イ・レオン州バリャドリッドの近郊)の名士であったらしく当市の議員を務めていた。モンタルボ家の子孫の裁判記録によると1505年には亡くなっていたようである
岩根圀和[イワネクニカズ]
1945年、兵庫県生まれ。神戸市外国語大学修士課程修了。神奈川大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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syaori
彩菜
いとう・しんご singoito2
gibbelin