アマディス・デ・ガウラ〈下〉

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アマディス・デ・ガウラ〈下〉

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  • サイズ A5判/ページ数 601p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784779126291
  • NDC分類 963
  • Cコード C0097

出版社内容情報

不義の子アマディスのオリアナ姫との別離。

「緑の剣の騎士」としての苦難。怪物エンドゥリアゴとの死闘。

オリアナ姫との再会ならびに

「美貌の息子・エスプランディアン」の誕生など

「ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ」の頭を狂わせた

スペイン最古の騎士道物語の大長編、後半。



「…アマディスは勇猛なる恋する騎士たちの指針、明星、

太陽であって、恋と騎士道の旗印のもとに戦うわれらは、

すべからくそのすべてを真似るべきである。

そう言う次第であるから、友達のサンチョ、アマディスを

もっともよく真似る遍歴の騎士こそが騎士道の完成にもっとも

近くにいるとわしは考えるのだ。この騎士が分別、勇気、度量、

忍耐、ゆるぎなき愛を端的に見せたのは、オリアナ姫に疎まれて

ペニャ・ポブレに身をもって苦行に身を投じたときだった。」

(セルバンテス『新訳 ドン・キホーテ』第25章より)

内容説明

アマディスのオリアナ姫との別離。「緑の剣の騎士」としての苦難。怪物エンドリアゴとの死闘。オリアナ姫との再会ならびに「美貌の息子・エスプランディアン」の誕生など全ヨーロッパを舞台に展開。「ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ」の頭を狂わせたスペイン騎士道物語の傑作!

著者等紹介

デ・モンタルボ,ガルシ・ロドリゲス[デモンタルボ,ガルシロドリゲス] [de Montalvo,Garci Rodr´iguez]
1450年頃?~1505年。詳細は分かっていない。自身が『アマディス・デ・ガウラ』の最後にそれとなく記しているところによるとメディナ・デル・カンポ(カスティーリャ・イ・レオン州バリャドリッドの近郊)の名士であったらしく当市の議員を務めていた。モンタルボ家の子孫の裁判記録によると1505年には亡くなっていたようである

岩根圀和[イワネクニカズ]
1945年、兵庫県生まれ。神戸市外国語大学修士課程修了。神奈川大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

syaori

48
下巻でもアマディスと友人たちの武勲は留まるところを知りません!乙女を助け、自分の地位や力に目が眩み道を失う君主を糾す高徳な騎士たちの活躍に引き込まれ、ドン・キホーテでなくても彼らに倣って遍歴の旅に出たくなってしまうほど。でもそんなふうに、美徳に溢れた騎士たちが人間を正しく導く「神の手」によって勝利を得、また彼らの慈悲により友情と「良き気質」の花が開いてゆくのを見ることで、自分のなかでも彼らのように愛を信じ、善きことを行っていくのだという気持ちが強くなることこそがこの本の素晴らしい効用ではないかと思います。2020/03/06

彩菜

21
著者は煌めく物語の中に主人公アマディスの自己実現を織り込みます。自らのアイデンティティに関わる一巻、二巻の愛の試練、逆境と放浪の三巻を経、王となり理想を実現させる四巻へ…試練に打ち勝ちながら想い姫の、姫が象徴する善と美徳の高みへ昇って行くアマディス。物語るという事が私達の「生」という混沌に何かの形を与える行為なら、この物語は人生を「探求」という形にするのでしょうか。謎の出生、魔法の館、試しの剣…愛と魔法で華やかに飾り整えられた探求の道を、アマディスが示す善なる方へ共に駆けて行くのは何と楽しかった事でしょう2021/10/04

いとう・しんご singoito2

9
冒険あり、ロマンスあり、スペクタクルありのハリウッドのB級冒険活劇の元祖という趣ですが、こっちの方が本家本元。とにかく次々とお話が展開していくので、マッタリとしてシツコクない、という味わい。もちろんコンスタンチノープルからイギリスまで海路であっという間に到着しちゃったり、無茶苦茶なお話なんだけれど、「三国志演義」や「水滸伝」にリアリズムを臨む人はいないのであって、その余の部分にこういう本の楽しみがあるのです。続編である「エスプランディアンの武勲」も図書館に予約しちゃいました。2024/03/02

gibbelin

1
登場人物は多いが、読んでいるうちにそれぞれ愛着がわくから不思議。宿敵アルカラウスも憎めない奴だ。愛の試練の剣と魔法陣は珍しい小道具。2020/03/14

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