内容説明
著者もすっかり忘れていた70年前の少女時代の絵日記が偶然見つかったという。色鉛筆の軟らかなトーンで描かれた日常。岐阜訛りが優しく漂う素直な言葉。背後に通奏低音のように迫ってくる戦火の臭い。取り返すことの出来ない切ない日々の重なりが胸を打つ。
目次
第1章 国民学校時代
第2章 大垣女学校時代
付録 往復書簡
著者等紹介
岡井禮子[オカイレイコ]
1933年、京都に生れる。1956年、東京外国語大学中国語科卒。東京都立東高等学校教諭、中国語、英語講師。現在、中国語教育学会名誉会員。日本中国文化交流協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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