家族にとってのグリーフケア―医療の現場から考える

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家族にとってのグリーフケア―医療の現場から考える

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784779125676
  • NDC分類 146.8
  • Cコード C0047

出版社内容情報

子供を亡くした家族にとって、グリーフケア(喪失に伴う様々な反応)とは?医療現場の実際から、遺族の心のありようを考える本。子どもを亡くした家族にとって、

グリーフケア(喪失に伴うさまざまな反応)とは

どのようなものか。

医療現場の実際のやりとりから、遺族の心のありようを考える本。



グリーフケアについては、大半の医療者は「遺族ケア」

(=死後のケア)と考えがちだが、当事者(家族)たちにとっては、

闘病中の患者と家族のためにしてくれた人間的な配慮の数々や、

手を尽くしてくれた医療行為そのものによって、

死別後の悲嘆が底支えされているものと捉えられている。

本書は、自身が子どもを亡くした経験から、遺族と医療者をむすぶ会を

主催している著者が、体験者と共に開催した講座の記録である。

もくじ



第一章 病児の母として看護師として教員として



第二章 最後まで生きると信じた白血病との闘い



第三章 わが子への迫られる決断と永遠の葛藤



第四章 同じ病気をもって生まれた兄と弟



第五章 私の大切な妹の誕生そして死



第六章 双子との別れと病院でのグリーフケア



「小さないのち」にかかわって

 ――余谷暢之(国立成育医療研究センター

総合診療部緩和ケア科診療部長)

坂下 ひろこ[サカシタ ヒロコ]
著・文・その他/編集

内容説明

死後のケアではない。彼女たちのグリーフは、告知のときに始まり、途切れることなく続いた―。なぜそう感じたのか?なぜそう考えたのか?当事者からしか聞けない感情の揺れ、独自の解釈のありよう、多様な体験。闘病中の人間的な配慮の数々や手を尽くしてくれた医療行為によって、死別後の悲嘆が底支えされている―。子どもを亡くした遺族と医療者との交流講座の記録。

目次

第1章 病児の母として看護師として教員として―璃音ちゃんとお母さんの体験
第2章 最後まで生きると信じた白血病との闘い―大介君とお母さんの体験
第3章 わが子への迫られる決断と永遠の葛藤―凛香ちゃんとお母さんの体験
第4章 同じ病気をもって生まれた兄と弟―幸大君と康成君とお母さんの体験
第5章 私の大切な妹の誕生そして死―璃音ちゃんと彩音ちゃんの体験
第6章 双子との別れと病院でのグリーフケア―敦生君と兼慎君とお母さんの体験

著者等紹介

坂下ひろこ[サカシタヒロコ]
兵庫県尼崎市出身。子ども遺族の会「小さないのち」代表。長女(1歳)を突然の病気で亡くした後、1999年に子どもを亡くした遺族の会を立ち上げ、以後代表を務める。京都グリーフケア協会講師。宝塚大学助産学専攻科、上智大学グリーフケア研究所、慶應義塾大学看護医療学部等で非常勤講師。JR西日本あんしん社会財団理事、(一社)こどものホスピスプロジェクト理事。大阪音楽大学音楽学部卒業。武庫川女子大学大学院文学研究科教育学専攻修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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asagon

1
図書館で借りて読んだ本。グリーフケアというと、遺族の辛さを和らげるとか、悲嘆の過程に寄り添う、悲嘆を支えるとか色々な援助行為があると思うけれど、当事者の気持ち(もちろん一様ではない)を深く理解しなければ、支える側の独りよがりになるし(ケア、とか、支援という言葉自体がそれを含んでいる気もするけど)、かえって傷つけることにもなると思う。読んで一番驚いたことは、子どもを亡くした親が、こんなにも最初の段階から医療者の言葉や行為を鮮明に覚えているのかと、それが悲嘆に大きく影響するのかということに驚いた。2019/10/16

たっちゃん

0
・死別後の悲嘆を底支えする闘病中のケア ・救急車が到着する前に、外で立って待っていてくれた医師・看護師。 2025/06/10

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