内容説明
実際に文法を活用することによって、映画を読む力がぐんと高まります。映画のどの部分に着眼して、どのように読みを展開していったらよいかも、わかりやすく編集した映画入門書。各文法項目にはショット分析の例として名作の具体的なコマ画像を収録。
目次
文法について
感性の問題
ストーリー神話を破る
映像リテラシーを高める
視覚の重要性
文法用語
アイリスイン/アイリスアウト
アイレベル・アングル
アクションの一致
アングル〔ほか〕
著者等紹介
今泉容子[イマイズミヨウコ]
筑波大学教授。名古屋生まれ。名古屋大学博士課程在学中に米国留学し、イエール大学(Yale University)から1985年に博士号(Ph.D.)を取得。文学博士。専門は映画研究および英文学研究。名古屋大学で教鞭を執ったのち筑波大学へ転出、教授として今日にいたる。通算37年間の教鞭歴。フルブライト、ハーヴァード・イェンチェン、ブリティッシュ・カウンシルなどのフェローとしてアメリカやイギリスにて研究を遂行。後年、それらの研究助成の選考審査委員をつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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