- ホーム
- > 和書
- > 教養
- > ノンフィクション
- > ノンフィクションその他
出版社内容情報
神童と呼ばれた著者による学生時代の回想、その後のアカデミズムでの活躍…本書は学問及び教授としての来し方を描くものであるエリートによるエリートたちの肖像。
教授ほどすばらしい職業はない。
東大では本気で文学部に進学し歴史学(西洋史)の研究者に
なろうと考えたこともあった。
好きなことへの研究を職業とすることが最上と考えたからだ。
しかし父の忠告に従い、実務的な「商法」を選択。生活の糧も
考えてのことだった。
趣味として歴史や雑学に取り組む決心をし、
おかげで「会社法」の大野が存在する。
学問生活を営むためには、冷酷なようだが
経済的基盤が確立していることが必要だ。
要するに、学問の専門分野と趣味の領域が異なっていても
まったく問題はないのだ。
本書は、神童と呼ばれた著者による学生時代の回想と、
アカデミズムでのその後の活躍を、著者自身が振り返り、
学問及び教授としての来し方を描くものである。
1自己紹介と教授の副業
2東大法律相談所と四三9B会
3富山大学での活躍
4筑波大学における日常
5学者と弁護士の関係
6東大法学部兼権力と政党主導政治
7「ポスドク」問題
8学問と学閥
大野 正道[オオノ マサミチ]
著・文・その他
内容説明
東大全共闘運動の総括!エリートによるエリートたちの様々なる肖像。
目次
第1章 東大法律相談所と四三9B会
第2章 富山大学での活躍
第3章 筑波大学における日常
第4章 学者と弁護士の微妙な関係
第5章 東大法学部の権力と政党主導政治
第6章 「ポスドク」問題
著者等紹介
大野正道[オオノマサミチ]
1949年富山県生まれ。筑波大学名誉教授。博士(法学)。東京大学法学部卒業。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程単位取得満期退学。1989年富山大学教授。1995年筑波大学教授。2001年筑波大学大学院ビジネス科学研究科企業法学専攻教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。