- ホーム
- > 和書
- > コミック
- > 少女(小中学生)
- > 少女(小中学生)その他
出版社内容情報
感動の第一部完結編
第31話 こっち向けよ なぁ
第32話 地下水脈
第33話 あなたを孤独にしてみたい
第34話 湛える
第35話 同じくらい信頼してる
第36話 風の日
第37話 蝶の優しい殺し方
第38話 足音
第39話 噂の絶えない人だから
第40話 君へ
第41話 わたしの創造主
ほか書き下ろしを多数収録
1 ~ 1件/全1件
- 評価
本屋のカガヤの本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しいたけ
73
誰にも育てて貰えずたらい回しにされていたスミカ。照明に引き取られ躾けられ時間を共にし、学ぶ喜びを知る。世の中を見ることも聞くことも真の意味ではしていなかった人形が人になっていくさまに感動する。この物語の凄いところはそこで終わらないところだ。怒りの塊がスミカの心の底で叫ぶ。虐げられた私を居なかったことにしないでと。スミカの友人も含め、生き方に苦悩しながら探しながら進む人に何度も胸を熱くした。編入学試験の面接で愛を語るスミカに愛の勝利だと快哉を叫んだ。紙版はこの巻までであることが残念でならない。名作なのに。2021/07/24
南北
36
スミカの編入学試験までが描かれています。スミカが「いじめ」をする側になったりすることはありますが、比較的穏やかに物語が進みます。むしろ、番外編の「籠でない場所」や「流れ星が特別だったころ」のほうが昭明さんとスミカの距離が縮まったような感じがしました。漫画アプリ「Comico」では120話までで完結しているので、早く次巻を出版してほしいと思います。本書の帯にある読者アンケートで訴えてみましょうかね。2020/05/20
koke
10
再読。タイトルから禁断の関係を想像してしまうがそういう話ではない。「人形」を「人間」にするものが教育であり、その本質は愛だという話。人形が何か聞くと先生が応える。すると人形は「嫌な気持ち」になる。先生に人間扱いされて人形に戻れなくなるのが不安だから。このシーンは見事。ただ「俺は教育するよ 君を」というセリフに表れている先生の姿勢が気になる。「俺は良い本だと思えば絵本だって買うよ」という本屋での一言のほうが「教育」的だと思う。教育が愛なら、教師の愛は生徒に向かっているのか知に向かっているのか?と考えた。2025/07/12
うーよー
6
11月に電子書籍で4巻が刊行される模様。きっとcomico版からの書き足しはあるだろうし、楽しみなのですが、やはり紙で、書籍で刊行して欲しかった。 この本を読んで、人生を共に歩む人の心に真摯に向き合い、受け入れ、認め、敬うことが、幸せな家庭を作るということなのだと、とても強く思いました。2020/04/22
にしがき
5
👍👍👍👍👍 四巻以降は電子書籍での発売が決まりました!!三巻で終わりじゃないです!むしろ、ここからです!