百年の旅―第一次大戦戦跡を行く

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  • サイズ B6判/ページ数 214p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784779125386
  • NDC分類 904
  • Cコード C0022

出版社内容情報

両大戦、そして20世紀の運命…戦争という暴力の世界的危機に対する人間的抵抗である非暴力の可能性を、文学と芸術を通して探求「第一次世界大戦」の終結から百年!



「20世紀」がこうむった運命を、

あるいは

この時代を生きた人びとがたどることになった運命を、



同時代が生み出した文学や芸術をとおし、

あるいは

のちの時代の創造になる文学や芸術をとおして、



もう一度われわれが検証し、

再検証することは、必要なことであろう。



これからの時代に生きる人間に

巨大戦争がもたらした影響を、

思考の基礎に据えなおすことは

現代に生きる者にとって不可欠の前提である。



本書において、

「両大戦と文学・芸術――20世紀の運命」という主題は、

戦争という暴力の世界的危機と

それへの人間の抵抗である非暴力の可能性の問題とを、

文学と芸術をとおして見つめようとするものなのである。

題辞 朽ちた道



序章 第一大戦から百年



第一部 イタリアへの旅 『武器よさらば』紀行



 第一章 戦間期または「長い週末」



 第二章 「のちの読者」として



 第三章 物語ることのむごさ



 第四章 カポレットの町で



 第五章 物語の光源へ



 第六章 蒼白の光景



第二部 フランドルへの旅 失われた足跡を求めて



 第一章 無名兵士の墓



 第二章 息子の死



 第三章 ヴィミーの丘の亡霊兵士たち



 第四章 二つの炬火



 第五章 オットー・ディックス紀行



第三部 ルーマニアへの旅

 『ルーマニア日記』と『処刑の森』紀行



 第一章 五つの修道院



 第二章 ギメシュ渓谷



 第三章 エミネスク記念館にて



終章 「生きる」思想が立ち上がるとき 沖縄から



あとがき

立野 正裕[タテノ マサヒロ]
著・文・その他

内容説明

二十世紀が被った「運命」を、あるいはこの「時代」を生きた人びとがたどった運命を、文学や芸術をとおして検証する。「戦争」がもたらした影響を、思考の基礎に据えなおすことは現代に生きる者にとって不可欠の前提だ。戦争という暴力の世界的危機と、それへの抵抗である非暴力の可能性の問題を見つめなおす旅。

目次

序章 第一次大戦から百年
第1部 イタリアへの旅―『武器よさらば』紀行(戦間期または「長い週末」;「のちの読者」として;物語ることのむごさ;カポレットの町で;物語の光源へ;蒼白の光景)
第2部 フランドルへの旅―失われた足跡を求めて(無名兵士の墓;息子の死;ヴィミーの丘の亡霊兵士たち;二つの炬火;オットー・ディックス紀行)
第3部 ルーマニアへの旅―『ルーマニア日記』と『処刑の森』紀行(五つの修道院;ギメシュ渓谷;エミネスク記念館にて)
終章 「生きる」思想が立ち上がるとき―沖縄から

著者等紹介

立野正裕[タテノマサヒロ]
1947年福岡県生まれ。明治大学文学部名誉教授。岩手県立遠野高校卒業後、明治大学文学部に入学。明治大学大学院文学研究科修士課程修了。その後、同大学文学部教員として英米文学と西洋文化史を研究。反戦の思想に立ち、今日の芸術と文学を非暴力探究の可能性という観点から考察している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ターさん

1
20世紀は戦争の世紀だった。世界大戦と名のつく戦争が2回もあった。その他に幾多の戦争があったのか。立野氏は第一次世界大戦の跡を巡る旅をする。日本は第二次世界大戦では強烈な体験をしたが、第一次世界大戦は遠い存在である。負の歴史を巡る旅はかくも深いのか。「ここには過ぎ去らないものがある。風景は変わっても、迅速な時の変化とその影響の陰に、ほとんど変わらずにひっそりと止まっているものがあるのだ」以前、広島の原爆資料館を訪ねた。まさしく激動の時代のあの瞬間から、時間は止まり永遠に動くことを拒否する何かがそこにある。2021/03/14

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