花田達朗ジャーナリズムコレクション<br> ジャーナリズムの実践―主体・活動と倫理・教育〈1〉1994~2010年

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花田達朗ジャーナリズムコレクション
ジャーナリズムの実践―主体・活動と倫理・教育〈1〉1994~2010年

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  • サイズ A5判/ページ数 438p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784779125294
  • NDC分類 070.4
  • Cコード C0031

出版社内容情報

著作集・第1巻がついに刊行!



第2巻(既刊)で花田が到達した

日本のジャーナリズム再生の道のりの

思想的源流がここにある。



「立ち上がる主体」は日本にいるのか、

日本の記者たちはジャーナリストになれるのか―。

四半世紀の時を超えた花田の怒りを聞け。



解題:大石泰彦氏(青山学院大学法学部教授)、

マーティン・ファクラー氏(ニューヨークタイムス元東京支局長)。



西ドイツに留学中に偶然出くわした

「メディア産業労働組合」の結成は、

花田の下宿先で隠密に交渉された。

花田は、組織を超えて連帯しようとする

西ドイツのジャーナリストたちの躍動を目撃し、

目撃者として、その論理的意味を抽出する論文を書いた。

著作集・第二回配本では、その貴重な論文

「ドイツにおけるメディア産業労働組合の結成とその背景

―対抗公共圏構築の試み」を収録する。





花田達朗コレクション

花田達朗の仕事はジャーナリズム研究という一本の柱を通す

ことができる。

公共圏論、空間論、制度論などの研究に貢献した学徒は、

ジャーナリズムの改善を通じた豊かな市民社会の創造を追求した。

花田の筆は、日本のジャーナリストへの共感と連帯、

そして、怒りと絶望を隠さなかった。

同時にそれは、信頼を失う既成メディアと軌を一にするように、

ジャーナリズム研究を痩せ細らせていった

日本の研究者たちへも向いた。

理論と実践を通じ、ジャーナリズムに自己の宿り場を探し続けた

孤高の社会学者の40年にわたる全仕事。



花田達朗ジャーナリズムコレクション

既刊

第2巻 ジャーナリズムの実践

――主体・活動と倫理・教育2(2011?2017年)



続刊予定

第3巻 ジャーナリズムと公共圏

――市民社会のための理論(’19/2予定)



第4巻 ジャーナリズムの空間

――制度研究へのアプローチ



第5巻 ジャーナリズムの環境条件

――メディアとテクノロジー



第6巻 ジャーナリズムと時評

 

第7巻 事典 補遺・索引

(抜粋)



『新聞の公共性』の運命

――マスメディア、ジャーナリズム、

公共圏の相互関連において



諸外国におけるジャーナリスト教育の経験と日本の課題



境界なき時代のジャーナリズム



メディア制度の閉塞と倫理の召喚



ジャーナリズムと情報化の日本的関係模 etc…

花田 達朗[ハナダ タツロウ]
著・文・その他

内容説明

なぜ日本には制度化されたジャーナリスト教育はないのだろうか。なぜ日本にはそれがなくて済んだのだろうか。それがなくても済んだ条件とは何だったのか。それがなかったことによってどのような代償が発生しただろうか。西独ジャーナリストたちの闘いを記録した記念碑的論文も収録。

目次

第1部 緩行(「新聞の公共性」の運命―マスメディア、ジャーナリズム、公共圏の相互関連において(1994)
ドイツにおけるメディア産業労働組合の結成とその背景―対抗公共圏構築の試み(1994)
ジャーナリスト養成とジャーナリズム学―学問と結合したジャーナリスト養成の根拠と基礎(ゲルト・コッパー教授講演翻訳)(1994) ほか)
第2部 敢行(学としてのジャーナリスト教育―欧米ジャーナリスト・スクール教授陣の訪問を受けて(1998)
『カルチュラル・スタディーズとの対話』―あとがき(1999)
諸外国におけるジャーナリスト教育の経験と日本の課題(1999) ほか)
第3部 徐行(ジャーナリズムの新しい環境の始まりと「マスコミ」時代の終わり―ジャーナリスト養成教育への状況認識(2008)
「個」としてのジャーナリスト―はしがき(2008)
「可視化」のジャーナリスト―はしがき、あとがき(2009) ほか)

著者等紹介

花田達朗[ハナダタツロウ]
フリーランス社会科学者。早稲田大学名誉教授。東京大学名誉教授。専門は社会学、メディア研究、ジャーナリズム研究。1947年長崎県生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業、ミュンヘン大学哲学部コミュニケーション学(新聞学)修士課程修了、ミュンヘン大学大学院博士課程満期退学。東京大学大学院情報学環教授、学環長を経て、2006年より早稲田大学教育・総合科学学術院教授を務め、2018年3月末に定年退職。その間、2007年より早稲田大学ジャーナリズム教育研究所所長、2015年より早稲田大学ジャーナリズム研究所所長を務めた。公共圏論や空間論、制度論などの研究のほか、ジャーナリスト養成教育も行った。2006年から2013年まで石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞の選考委員。ジャーナリズム関係の海外の有力学術誌の編集委員を長年にわたって務めている。2017年9月11日に、FCCJ Freedom of Press Award,Supporter of the Free Press(日本外国特派員協会「FCCJ報道の自由推進賞」)を受賞。海外ジャーナル編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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