青春1968

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青春1968

  • 石黒 健治【著】
  • 価格 ¥3,520(本体¥3,200)
  • 彩流社(2018/05発売)
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  • サイズ B5判/ページ数 192p/高さ 25cm
  • 商品コード 9784779124532
  • NDC分類 748
  • Cコード C0072

出版社内容情報

五木寛之 序文

 1960年代に燃えた人びとは、その時代とともに死ぬのである。
その意味でこの写真集は、
1968年に生きた人びとの墓標のようなものだろう。

 平成も終る。新しい時代が始まれば、
昭和はさらに遠景として遠ざかっていく。
1968年という戦後の時代を画した若者たちの時代も、
はるかな昔の物語となっていくのだ。

 人物写真は、その人間の一瞬を切り取るだけだ。
しかし、その一瞬に永遠の時間が漂っている。
一瞬だからこそ意味があるのだ。

 ここに切り取られたどの人物も、
時代の漂流者、デラシネたちである。
マスコミの表皮を疾走しつつ一瞬の光芒にきらめいた群像だ。
その一瞬に永遠がある。
(「序文」より)


2018年は、明治維新より150年、激動の1968年からは
50年目の年に当たります。

本書は、その1968年の1月から一年間、
「若者のシンボル――クール時代の若き獅子たち」と題して
「アサヒカメラ」に連載された写真を軸に、
蠍座のパンフ、「アサヒグラフ」、「アサヒジャーナル」、
「婦人公論」、「新評」等に発表した写真を加え、
激動の時代の“主役”とも言うべき、
当時のスターの若き日の肖像を、俯瞰的に活写した
68年を象徴する写真集です。

収録した方々
寺山修司、唐十郎、根津甚八、カルメン・マキ、戸川昌子、
川端康成、吉永小百合、太地喜和子、水上勉、北杜夫、
井上光晴、生島治郎、大岡昇平、岸田今日子、福田恒存、
遠藤周作、安部公房、千田是也、岩城宏之、中村紘子、
永六輔、萩元晴彦、野末陳平、前田武彦、芳村真理、ホキ徳田、
浜美枝、ペギー葉山、坂本九、ザ・タイガース、日野皓正、
藤圭子、緑魔子、石橋蓮司、沖雅也、荒木一郎、中村晃子、
釜本邦茂、由美かおる、若林映子、小松原庸子、眞帆志ぶき、
五木寛之、小沢昭一、野坂昭如、篠田正浩、若松孝二、足立正生、
羽仁進、大島渚、若林美宏、炎加世子、寺田農、栗原小巻、
山崎努、松原智恵子、緒方拳、佐藤友美、市原悦子、石井くに子、
石坂浩二、沖山秀子、桃井かおり、秋山勝行、岡村昭彦、
高倉健、藤純子、高橋英樹、鶴田浩二、北島三郎、若山富三郎、
津川雅彦、長門裕之、菅原文太、内田稔、西沢利明、楠侑子、
葛井欣士郎、水野久美、左時枝、加賀まりこ、山口崇、
ニコラ・バタイユ、朝倉攝、勝部演之、松川勉 、川口知子、
加藤治子、高橋昌也、小林トシ子、村井志摩子、清水邦夫、
三代目市川猿之助、小川真由美、浅丘ルリ子、
十七代中村勘三郎、岡本太郎、デヴィ・スカルノ、鈴木いずみ、
今村…

石黒 健治[イシグロ ケンジ]
写真

著者等紹介

石黒健治[イシグロケンジ]
桑沢デザイン研究所出身。1959年、写真協会新人奨励賞受賞。写真集多数。小説も上梓。映画『人間蒸発』(今村昌平監督)の撮影担当。『無力の王』(東映セントラル)監督(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

田中峰和

3
1968年という時代を駆け抜けた群像の写真集。その年、フランスではパリ五月革命があり、若者たちの熱気は国境を超えて日本にもやってきた。団塊世代が20歳前後、学生運動が敗北する前、彼らが最も輝いていた時期だ。機動隊に追われた学生は、深夜上映の映画館に逃げ込み、プロレス同様我慢を重ねた健さんを反権力の象徴として「異議なし」と叫んだ。AKBのように整形が当たり前のタレントではなく、松原智恵子や吉永小百合、栗原小巻は本当に美しい。前年、直木賞を受賞した五木寛之と野坂昭如は、戦後の混乱から新たな文学を創出した。2018/07/22

古本虫がさまよう

0
1968年当時の「アサヒカメラ」などに連載された写真を軸に、寺山修司、唐十郎、根津甚八、吉永小百合、太地喜和子、水上勉、北杜夫、井上光晴、福田恒存等々が登場。ペギー葉山の「若い時の写真」はこれにて初めて見た? いや、門田隆将氏の本『奇跡の歌~戦争と望郷とペギー葉山』 (小学館)のカバーに出ていたっけ? すぐ忘れてしまう。「ペギー葉山」さんって、ちょっとふっくらした「オバサン」というイメージだから。50年前の写真…。死んだ人も多いね。中村紘子さん…。「60年安保」で敗退した人々が、懐かしく感じる一冊かな?2018/07/20

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