内容説明
インフルエンザの予防接種をしているのに罹ってしまったのは、なぜなのか???本書はその理由を紐解いている。新しいワクチン開発に取り組む筆者が、臨場感あふれた筆致で書き下ろす。
目次
第1章 ハッピーライフ・学びの歩み(育まれた医師として生きる道;素晴らしい人達との出会い ほか)
第2章 病原微生物の狩人の至誠を糧にして(病原細菌の狩人の教訓;微生物の大発見 ほか)
第3章 免疫学の爆発的な発展に魅せられて(ワクチンの歴史;免疫とは ほか)
第4章 新世代のワクチン開発に向けて(感染実験施設;ワクチン開発の手順 ほか)
第5章 健康長寿を支える新型ワクチンの展望(医学誌ネイチャーに発表;エイズワクチンのパイオニア ほか)
著者等紹介
奥田研爾[オクダケンジ]
1976年横浜市立大学医学部大学院修了。1977年米国ワシントン大学遺伝学教室(Research Associate)。1980年米国メーヨー医科大学免疫学(Assistant Professor)。1982年ハーバード大学(Assistant Professor)。1983年横浜市立大学医学部教授。バーゼル免疫研究所特別研究員。1993年米国デューク大学客員教授。2000年中国医科大学客員教授。2001年横浜市立大学医学部部長併任。2003年横浜市立大学副学長併任。2011年横浜市立大学名誉教授。2012年奥田内科院長・ワクチン研究所所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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