人生の住処

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784779122743
  • NDC分類 081.6
  • Cコード C0098

出版社内容情報

19世紀英文学を中心に

カトリック精神史を辿り直す独特の学風。

戦後40年間の長きにわたって

上智大学で教鞭を執った英文学者・巽豊彦の遺稿集。



序章  



【第一部】イギリス小説の紳士像



【第二部】上智大学とカトリシズム



英文学が示した紳士の条件とオックスフォード運動が

復興した自由教育の理念、そして著者が生涯を賭けて

研究したJ.H. ニューマンの理念は、

昨今の人文学軽視の風潮に対する抜本的な批判をも

秘めている。



【第三部】終の避暑地で



【第四部】ある伝記の試みー父・巽孝之丞



イギリスにおける最良の文化的遺産を

日本的環境にいかに具体的に受容したかを、

避暑地をめぐる随想と家族の評伝で綴る。



英文学正統のアカデミズムとともに

カトリック教会のジャーナリズムでも活躍した著者の

多角的な側面が凝縮された本書には、

真の教養人のありうる姿が描破されている。

編者序文 一粒の砂のうちに   巽孝之



序章 英国と英語と英文学/偶然の世界



第一部 イギリス小説の紳士像



オースティンにおける紳士像

トロロプにおける紳士像

ウォーとカトリシズム

ディケンズにおける紳士像

ニューマンの大学論



第二部 上智大学とカトリシズム



ニューマン・岩下・吉満ー復興への軌跡

舟川一彦著『十九世紀オックスフォードー人文学の宿命』

戦後の高揚期を偲びつつー追憶の『ソフィア』

安堵の沙汰やみー刈田元司先生回想

極右と極左ー秋山健先生追悼



第三部 終の避暑地で



松目への道

ブブノワさんと富士見

ある修道士の生涯ーアロイジオ神父のこと

大学誘致の夢



第四部 ある伝記の試みー父・巽孝之丞



巽孝之丞小伝(草稿)

巽豊彦年譜



初出一覧

解説 午後の紅茶のあとさきで   小谷真理

巽 豊彦[タツミ トヨヒコ]
たつみ・とよひこ
1916年東京生まれ。1940年東京大学英文科卒業。
5年間の兵役ののち、1946年から上智大学で教鞭をとり、
上智短期大学の創立に尽力する。
上智大学・上智短期大学・東京工科大学名誉教授。
2015 年12 月9 日逝去。
主著に『愛情は空気のごとく』(中央出版社)、
『人生の風景』(南窓社)、『人生の意味』(南窓社)、
主な訳書にJ.H. ニューマン『アポロギア』、
イーヴリン・ウォー『夜霧と閃光?エドマンド・キャンピオン伝』、
エリザベス・ギャスケル『ルース』他多数。

巽 孝之[タツミ タカユキ]
たつみ・たかゆき
慶應義塾大学教授。著者の長男。

内容説明

19世紀英文学を中心にカトリック精神史を辿り直す独特の学風。戦後40年間の長きにわたって上智大学で教鞭を執った英文学者・巽豊彦の珠玉の遺稿集。

目次

英文学への招待(英国と英語と英文学;偶然の世界)
第1部 イギリス小説の紳士像(オースティンにおける紳士像;トロロプにおける紳士像;ウォーとカトリシズム;ディケンズにおける紳士像―Great Expextationの場合;ニューマンの大学論―理想としての自由教育)
第2部 上智大学とカトリシズム(ニューマン・岩下・吉満―復興への軌跡;舟川一彦著『十九世紀オックスフォード―人文学の宿命』;戦後の高揚期を偲びつつ―追憶の『ソフィア』;安堵の沙汰やみ―刈田元司教授回想;極右と極左―秋山健教授追悼)
第3部 終の避暑地で(松目への道;ブブノワさんと富士見;ある修道士の生涯―アロイジオ神父のこと;大学誘致の夢)
第4部 ある伝記の試み―父・巽孝之丞(巽孝之丞小伝(草稿))

著者等紹介

巽豊彦[タツミトヨヒコ]
上智大学・上智短期大学・東京工科大学各名誉教授。1916年9月12日東京生まれ。1940年東京大学英文科卒業。5年間の兵役ののち、1946年から上智大学で教鞭を執り、上智短期大学の創立に尽力する。日本ニューマン協会会長2015年12月9日逝去

巽孝之[タツミタカユキ]
慶應義塾大学文学部教授(アメリカ文学、現代批評理論)。1955年、著者の長男として東京に生まれる。コーネル大学大学院修了(Ph.D,1987)。日本英文学会監事、日本アメリカ文学会会長、アメリカ学会理事、北米学術誌The Journal of Transnational American Studies編集委員などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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