名を捨てた家族―1837‐38年ケベックの叛乱

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名を捨てた家族―1837‐38年ケベックの叛乱

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  • サイズ B6判/ページ数 367p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784779122729
  • NDC分類 953
  • Cコード C0097

出版社内容情報

SFの先駆者ジュール・ヴェルヌの知られざる歴史小説! 史実を踏まえ、虐げられたフランス系カナダ人の闘いと誇りを描く異色作!!SFの先駆者ジュール・ヴェルヌの知られざる

歴史小説!

虐げられたフランス系カナダ人の闘いと誇りを描く

異色作!!



19世紀前半カナダ、フランス系住民は大英帝国政府の圧制に苦しんでいた。

民族の自由と尊厳を守るため立ち上がる住民たち。

そんな彼らの希望となっていたのは、カリスマ性をそなえ、颯爽と現れ民衆を導く青年。

しかし、彼にはけっして明かしてはならない過去があった……。



史実をもとに描かれる、恋、スリル、闘い、そして裏切りと真の絆。

先住民を含む多彩な登場人物が躍動する、

歴史小説にして冒険活劇。

本邦初訳!!

ジュール・ヴェルヌ[ジュール ヴェルヌ]
Jules Verne, 1828 - 1905.
フランスの小説家。
『海底二万海里』『月世界旅行』『八十日間世界一周』
『神秘の島』『十五少年漂流記』など、
冒険小説、SF小説で知られ、SFの父とも呼ばれる。

大矢 タカヤス[オオヤ タカヤス]
おおや たかやす
東京学芸大学名誉教授。
著書に『地図から消えた国、アカディの記憶―
『エヴァンジェリンヌ』とアカディアンの歴史』他、
訳書にデュマ『モンテ= クリスト伯爵』、
バルザック『オノリーヌ』、A・マイエ『荷車のペラジー』他、
監修にコーラル・アン・ハウエルズ、
エヴァ=マリー・クローラー 編『ケンブリッジ版 カナダ文学史』
(日本語版監修:堤 稔子・佐藤 アヤ子と共に)
など多数。

内容説明

19世紀前半のカナダ・ケベック。圧政に苦しむフランス系住民の前に現れた一人の青年。しかし、人々の希望である彼には、けっして明かしてはならない過去があった…。ケベック独立闘争の行方は?謎の青年の運命やいかに!ジュール・ヴェルヌの知られざる歴史小説、ついに邦訳!!

著者等紹介

ヴェルヌ,ジュール[ヴェルヌ,ジュール] [Verne,Jules]
1828‐1905年。フランスの作家。サイエンス・フィクションの先駆的作品で知られる

大矢タカヤス[オオヤタカヤス]
東京学芸大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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松本直哉

25
冒険譚やSFばかりでなくヴェルヌはこんな小説も書いていた。19世紀カナダのフランス人入植者の英国に対する叛乱の史実に虚構を織り交ぜた歴史小説。執筆当時のナショナリズムと帝国主義の思潮に染まって反アングロサクソンの思想が露骨だとか、フランス人自身の先住民や自然環境への搾取への言及が不充分とか、史実を都合よく歪曲しているとか瑕疵をあげつらうのが馬鹿馬鹿しくなるほど物語の迫力と迫真性に打たれた。婚宴のさなかの銃声。死刑の塔での兄弟のすり替わり。名前を捨てることを余儀なくされた一家の力強い叛逆を通じての贖罪。2017/11/10

saba

1
あのジュールヴェルヌが書いた歴史小説…というか、カナダ開拓史を舞台にした冒険活劇というか。二段組でびっしりの活字に萌える。徹底した三人称で進むのは、まるで活動写真と弁士の語り口のようだ。善玉悪玉はっきりしていて、展開も冒険ものそのもの。うん面白かった。そういえば、「インディアンの言葉には二人称がない」って確かに、映画ラストオブモヒカンでもそうだったな!と納得。開拓史もの、もっと読みたい。2020/09/26

100名山

0
有名な作家ですが、歴史小説は上手いとは言えない。小説になり切っていないと思いました。2017/07/03

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