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内容説明
三百歳もの齢を重ねるも、未だ若々しい肉体を有する魔人D・S。そんな彼の愉しみは、魔力を存分にふるえる戦いの中に在った。ひとつ愉しみを終える度に彼は、次なる戦いの天地を求め進軍する。そして、次の征服地と定めしは、マーン=シヘッド大陸。そこは、地図に描かれたことのない空白海域に浮かぶ幻の地だった。―奇異な伝承に彩られ、鋼と暴力が支配する閉鎖世界に今、大魔導士D・Sが降り立ち、新たな敵闘の伝説が幕を開ける!『BASTARD!!黒い虹1』、八年の歳月を経て今ここに登場。
著者等紹介
萩原一至[ハギワラカズシ]
1963年、東京都生まれ。1986年、週刊少年ジャンプより『微熱ルージュ』でデビュー。1987年、『BASTARD!!』連載開始。現在、ウルトラジャンプで、『BASTARD!!背徳の掟編』、連載中
ベニー松山[ベニーマツヤマ]
東京都出身。早稲田大学第一文学部文芸専修卒。在学中の88年『隣り合わせの灰と青春』でデビュー。株式会社スタジオベントスタッフに所属し、『ファイナルファンタジーXシナリオアルティマニア/バトルアルティマニア』(デジキューブ刊)、『デビルメイクライ解体真書』(エンターブレイン刊)等、攻略本に膨大な数のイメージストーリーを執筆している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いいほんさがそ@蔵書の再整理中【0.00%完了】
14
**キリスト教SF・外伝3巻**三百歳もの齢を重ねるも、未だ若々しい肉体を有する大魔導士ダーク・シュナイダー。そんな彼の愉しみは、魔力を存分にふるえる死闘の中にのみ存在した…。愛や優しさをまだ知らぬ彼は一体どこへ向かうのか!?(紹介文・他より)――あのダーク・シュナイダーに慈愛などを教える者が誰ひとりと彼の傍に立つことがなかった・・・本編の100年の物語。まさに暴君の名を欲しい侭にしていた。そんな彼が、己が孤独である事を知り、人としての道に至るまでの長い道程が描かれるであろう本作。期待は大きく膨らみます!2013/08/21
フロム
3
この人、ホントに達筆。物語構成や構造。センスまでが萩原一至なのが凄い。唯一魔法詠唱のセンスがダサいかなと思うけど。それも強いてあげればと言う感じ。リーダビリティも高くあっという間に読める。ベニ松氏は凄いですわ。2021/07/04
てんぱい
3
Wiz小説以来のベニ松作品。原作の面白さをどこまで表現出来ているか心配だったが杞憂だった。原作の設定を補完するのにも役にたつ面白い本。2015/04/01
tomite
0
魔法を使えない大陸を舞台にした、D・Sの征服物語。漫画本編より100年前の話。今の友という絆で繋がった(仲良し関係)四天王たちと違い、隙あらば命を奪い合うという先代四天王とのひりつく関係が、新鮮に感じる。D・Sも今の丸まってしまった感じではなく、刺々しくより傲慢不遜で冷酷に。それだけに小説ラストの敗北と耐えがたい屈辱は噴飯ものだろう。圧倒的な筆致から描かれる文章は読みごたえがある。しかし、これ執筆時間かけすぎ。続巻はいつ出るのやら。2010/12/15
琥珀
0
少年漫画調なノベライズだ。しかしこれ、Ⅱでも「つづく」なの!?一巻に何年かかっているのか・・・。原作に似たのか?2009/07/13
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