出版社内容情報
「落語」について整理しなおしておきたい。
書き残しておかないといけないことがある。
落語も落語会も生きもの。日々変わっている。
あとに続く人たちには知っておいてもらわないと
いけないこともある。
ただ落語会をやればいいというわけではない。
日本全国、落語会は花盛り。ある時期から急に増えた落語会。
趣味的に落語会をやってみたかった
というような会は自然と消えた。
いま残っている落語会はそれなりに評価されているもの。
プロのなかでも評価が分かれてきている。
お客さんが入っている会と、入っていない会が
はっきりとしてきた。
落語会の数が多くなり、選ぶことができるのはいいことだ。
でも趣味の会とは大きな違いがある。加藤氏が携わる会が
目立ったものだということがあるのかもしれない。
落語ブームといわれた頃は、どんな会でもお客さんが
入っていた。
だが、そうした時期は長くは続かなかった。
この本は、ブームが去ったといわれるいま、
落語会を主催する人たちにエールを送るためにある。
加藤 浩[カトウ ヒロシ]
かとう・ひろし
落語会企画家。1960年生まれ。
大学卒業後、商社勤務。寄席勤務を経て、
1999年、落語会企画会社・オフィスエムズ設立。
昭和歌謡同好会会員。岡晴夫を偲ぶ会会員。
内容説明
落語企画家・加藤浩をとおして、「落語」の未来を見る!「席亭」の人生哲学。
目次
第1章 歌は世に連れ、落語会は…
第2章 落語の神様のこと
第3章 人生いろいろ、落語会もいろいろ
第4章 「碁泥」が好きだということ
第5章 理想の落語会とは
著者等紹介
加藤浩[カトウヒロシ]
1960(昭和35)年生まれ。落語企画家。大学卒業後、商社勤務、寄席勤務を経て、1999(平成11)年、落語会企画会社「オフィスエムズ」を設立。昭和歌謡同好会会員。岡晴夫を偲ぶ会全国最年少会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ざび
はなちゃん。
Ryuitiro Fujiwara
武蔵なんとか