内容説明
中学3年生になった麗音は、心に恐怖をかかえながら新学期を迎えていた。いじめによる転落事件で入院し、休息地からもどってきた麗音を待っていたのは、共に前へ歩んでくれる友人たちだった。麗音は、自分をたくさんの人たちが応援してくれていたことを知り、道を切り開いていく勇気をもらう。麗音の決意、そして新たな出会いを描く、ベストセラーシリーズ、待望の続編。
著者等紹介
吉富多美[ヨシトミタミ]
山形県新庄市に生まれる。横浜市在住
四分一節子[シブイチセツコ]
アニメーション映画『ハッピーバースデー』『ハードル』の絵コンテとキャラクターを担当。アニメーション監督作品としては『賢治のトランク』『もも子、かえるの歌がきこえるよ』、2005年公開の映画『ガラスのうさぎ』、テレビ番組『だめっこどうぶつ』などがある。東京都在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やきおにぎり
3
シリーズ一巻目を読んだのが中一の時。続編があると知ったのが今年の、高三になってからだった。『ハードル』を開いてみたら、今よりも幼い字で書かれた自分の名前が貸し出しカードに残っていた。なつかしい。2013/09/15
はゆ
2
自分の知らないところで、自分のことを思ってくれている人がいたことに気づいていく麗音。そんなたくさんの人の思いを受けとめてだんだんと強くなっていく。朱に交われば赤くなる?麗音が、周りの人たちも強くしていっている気がした。2015/11/21
はち
1
ぼっちゃんとせがれの話はとても素敵だった。人の気持ちを理解して意思を汲める人達がたくさん出るから温かい気持ちになる。だけどいろいろ詰めすぎてる感は否めない。。2021/02/20
ちはやぶる
0
子どもをダメにするのは、なかったことにしたい大人たちかな。2015/10/07
もか
0
感動