アメリカの奴隷制を生きる―フレデリック・ダグラス自伝

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  • サイズ B6判/ページ数 185,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784779121944
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0022

内容説明

奴隷として生まれ、独学で読み書きを覚えた過酷な半生を描く!19世紀前半の20年前、「人間性」を破壊する奴隷制に抗って生き、ついに逃亡するまでの、ダグラスが「人間として生きた」苦難の道のり。本書は、「奴隷制」の本質を描き出す貴重な記録でもある。19世紀半ばに書かれながら、今でもアメリカで多くの人々に読み継がれる。「人間として生きる」ことが、洋の東西を問わず、現在でも切実な問題として問われているからであろう。

目次

第1章 奴隷に生まれて
第2章 ロイド大佐のホーム・プランテーション
第3章 ロイド大佐と奴隷たち
第4章 罪に問われぬ殺人
第5章 ロイド大佐のもとを去る―あこがれのボルティモアへ
第6章 新しい主人と港町ボルティモア
第7章 読み書きの習得―自由への手がかり
第8章 遺産の分配―奴隷制への怒り
第9章 「キリスト教徒」マスター・トマス
第10章 抵抗―奴隷調教師コーヴィとの闘い・仲間との逃亡計画・造船所での闘い
第11章 逃亡―ニューベッドフォードでの出会い
追補 二つの「キリスト教」

著者等紹介

樋口映美[ヒグチハユミ]
専修大学教授(アメリカ社会史、人類関係史)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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