内容説明
ロマノフ王朝の栄華の舞台裏で繰り返された野望と陰謀、そして内部崩壊へ。フリーメーソンの思想や秘密組織としての活動様式は、やがて流血のテロリストや革命家たちに引き継がれた。それぞれの役割を担ったフリーメーソンの知られざる裏面史!
目次
第1部 西欧における選民たちの秘密結社(イギリスの石工組合の仲間たち;フランスの大東(方)社 ほか)
第2部 ロシアのフリーメーソン(西欧化の旗手―ピョートル大帝;密かなる挑戦 ほか)
第3部 テロと革命の先駆者たち(憂国の青年将校たちの秘密結社;テロリストと革命家たち ほか)
第4部 革命の陰謀家たち(パリのロシア人;ロシア国内での結社の復活 ほか)
第5部 望郷(亡命者のフリーメーソン;新生ロシア時代)
著者等紹介
植田樹[ウエダシゲル]
1940年、東京都生まれ。東京外国語大学ロシア科卒業。元・NHKモスクワ特派員(旧ソ連・東欧)、ニューデリー特派員(南西アジア)、ワルシャワ移動特派員(ワレサの連帯運動)、テヘラン移動特派員(ホメイニ革命、イラン・イラク戦争)、解説委員。元・日ロ交流協会顧問、副会長。現在、外交評論家。くらしき作陽大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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