境界線上の文学―名古屋大学英文学会第50回大会記念論集

個数:
  • ポイントキャンペーン

境界線上の文学―名古屋大学英文学会第50回大会記念論集

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年05月03日 20時13分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 259p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784779118654
  • NDC分類 930.2
  • Cコード C0098

内容説明

中心が不在化し、異種混淆性が増殖する現代。境界線は不安定に揺れ、不可視に流転する。変容し続ける英米文学の境界線の文化的・歴史的意義を照射する。越境でもなく、領域横断でもない。錯綜する境界線上に踏み入り、英米文学の位相をうがつ。

目次

第1部 移動する境界線(エピグラフという境界―T.S.エリオットの場合;バーナムの森が動く『マクベス』における祝祭と境界侵犯;ディケンズと衛生改革―『ドンビー父子』と『我らが共通の友』における汚染と浄化の境界 ほか)
第2部 揺蕩う境界線(説明責任の耐えられない重さ―フランシス・バーニーの『セシーリア』における公/私の境界;人間と動物の境界線上―ウルストンクラフトの女子教育と感受性;奴隷制廃止論者ハリエット・マーティノーの『時の人』とジェンダーの境界 ほか)
第3部 消えゆく境界線(消えるディストピア、復元される生―ナボコフの越境;アメリカからアメリカへ―『ブレイク』と越境革命;メルヴィルの「独身者の楽園と乙女の地獄」に見られる楽園と地獄の境界線 ほか)

著者等紹介

大石和欣[オオイシカズヨシ]
東京大学大学院総合文化研究科准教授。研究テーマはイギリス・ロマン主義時代におけるチャリティの理想と言説、およびジェンダーと公共圏との関係性について

滝川睦[タキカワムツム]
名古屋大学大学院文学研究科教授。研究テーマは近代初期イギリス文学研究、とくにシェイクスピア劇の研究

中田晶子[ナカタアキコ]
南山大学短期大学部教授。研究テーマは現代英米小説、とくにウラジーミル・ナボコフを中心とした祖国喪失作家の研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品