出版社内容情報
安倍晋三;安倍政権;自民党;コロナウイルス;政府;コロナ禍;選挙;都知事選;石破茂;検事長定年延長;桜を見る会;森友問題;加計学園;夫婦別姓
内容説明
コロナ政策、忖度するメディア、疑惑の権力者たち、上がらない投票率…見過ごせない、この国の不都合な現実に。大反響の新聞連載、待望の書籍化!
目次
第1章 「コロナ禍」のどさくさで(なぜ「夜の街」ばかり標的に?;火事場泥棒的ひも付けの動き ほか)
第2章 ビフォアコロナの永田町(いいかげん、引導を渡しませんか;「募っているが募集してない」 ほか)
第3章 日本人が知らない「ニッポン」(「美白」意識からそろそろ転換を;真夜中に小学生を追い返した児相 ほか)
第4章 当世言葉事情(もろく危ない我欲まみれの「人脈」;「お前、粋じゃねえよ」は無粋では? ほか)
対談 池上彰×松尾貴史 「違和感」が世界を変える
著者等紹介
松尾貴史[マツオタカシ]
1960年、兵庫県生まれ。大阪芸術大学芸術学部デザイン学科卒業。俳優、タレント、ナレーター、コラムニスト、「折り顔」作家など、幅広い分野で活躍。東京・下北沢にあるカレー店「般゜若(パンニャ)」店主。『季刊25時』編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Syo
31
なかなか面白いなと思って 読んでたんだけど、 だんだんクドさが気になり、 う〜む、 おもんないことに 気がついた。2020/10/25
阿部義彦
17
松尾貴史さんが、毎日新聞で連載していた文章をまとめた本です。主に第二次安倍政権の出鱈目ぶりに言及した話題が多く、忖度無しで名指しで、安倍、麻生、小池、菅、森等をぶった斬ってます。今にして思えばモリカケにしても「桜を見る会」にしても追求を受けるべき本人が亡くなってしまったのだから真相は永久に墓の中に葬られる事になって、胸を撫で下ろした政治屋が何人居ることやら。悪夢のリアル地獄の政権は未だ続いているのは皆様ご存知の通りです。特に国家百年の計の教育が崩れて久しいと思います。未来の芽を摘んでどうするの?2022/12/01
チャー
12
新聞に連載された記事をテーマ毎に分類し一冊にまとめた本。時事ネタに対する指摘や、独自の切り口による鋭いものの見方になるほどと気づかされる点が多い。ニュースや報道への違和感は、何となくうやむやにされていた矛盾を明確に批評しており興味深い。言葉の使い方に関する違和感は、使われる状況やもともとの意味が分かりやすく解説されており納得する部分も多数。自身も気づかないうちに使ってしまういつの間にか浸透した言葉が、つい最近の言葉なのだと改めて気づく。最近の言い回しは、より婉曲に決定的な意味合いを避ける風潮があるようだ。2022/01/15
lovemys
8
政治家たちの違和感に、何だか悲しくなってくる。もっと周りのことをしっかりと見て、色々なことを感じていこうと思った。2021/05/16
tetsubun1000mg
8
毎日新聞の日曜欄に書いてるエッセイらしい。 時々Yahooにコメントが出てくる元本かなと思って選ぶ。 今年の直近の紙面から逆に戻って記載されており、2020年のエッセイには政権批判がかなり多く厳しい論調。 掲載年が昔に帰っていくと日本語の使い方、特に今風の話し方が気になり違和感の中身を解説していく。 役者さんだけにシナリオを読み込む感性からすると、今どきの言葉遣いは気になってしかたがないようだ。 自分でもTVで使われる言葉に時々違和感を感じることがあるが、掘り下げて考えたことは無かった。 以外に面白い本。2020/10/23