内容説明
民に思いをはせ、民のための文字を創り、李朝の豊饒な文化の源となった“世宗”。その治績と人となりが今ここによみがえる。
目次
1 世宗の登極―星に祈る
2 倭寇を討つ―朝鮮王朝と室町幕府
3 銅のゆくえ―金属活字の発明
4 武から文へ―中国名著と国書の刊行
5 北辺の紛争―火薬と火砲の改良
6 気象をつかむ―天文儀器と農業政策
7 ハングルの誕生―偉大なる文字
8 うるわしき漢城―李朝文化の源流
著者等紹介
片野次雄[カタノツギオ]
1935(昭和10)年、東京都大田区生まれ。30年以上にわたり、民族学的な見地から僻村の取材を行なうかたわら、李氏朝鮮を中心に歴史研究を続ける。95(平成7)年、著述を通して日韓友好に寄与した功績により、大韓民国政府から感謝状を授与された。また山岳カメラマンでもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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