内容説明
記録的大ヒットとなった『白衣の女』・『月長石』といった長編探偵小説や、“センセーション小説”というジャンルを切り拓いたコリンズ。さまざまなコンテクストに照らし合わせながら、時代や社会、文化と、作家およびその作品の関わりを明らかにする。
目次
第1章 ウィルキー・コリンズの生涯
第2章 社会のコンテクスト
第3章 文学のコンテクスト
第4章 主人・使用人・妻―コリンズの小説における階級と社会移動
第5章 性・犯罪・狂気・帝国
第6章 コリンズの小説における心理学と科学
第7章 コリンズを再コンテクスト化する―コリンズの小説の来世
著者等紹介
パイケット,リン[パイケット,リン] [Pykett,Lyn]
PhD。ウェールズ大学アバリストゥイス校講師、教授を経て、2002年より2009年まで同大学の副学長を務め、2010年より同大学名誉教授
白井義昭[シライヨシアキ]
1946年生。東北大学大学院博士課程修了。信州大学専任講師、助教授、横浜市立大学、同大学院教授を経て、2013年より立正大学、同大学院教授。横浜市立大学名誉教授。専門はイギリス文学、なかでも19世紀イギリス小説。国際ブロンテ学会編集顧問。日本ブロンテ協会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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