本を読んだら散歩に行こう

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  • サイズ 46判/ページ数 232p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784087880786
  • NDC分類 019
  • Cコード C0095

出版社内容情報

実兄の突然死をめぐる『兄の終い』、認知症の義母を描く『全員悪人』、壊れてしまった実家の家族について触れた『家族』。大反響のエッセイを連発する、人気翻訳家の村井理子さん。認知症が進行する義母の介護、双子の息子たちの高校受験、積み重なりゆく仕事、長引くコロナ禍……ハプニング続きの日々のなかで、愛犬のラブラドール、ハリーを横に開くのは。読書家としても知られる著者の読書案内を兼ねた濃厚エピソード満載のエッセイ集。

「本は私が必要とするその時まで、じっと動かず、静かにそこで待っていてくれる。人間は信用できない。信用できるのは、本、それから犬だけだ」(本書「はじめに」より一部抜粋)

以下、目次一部。
突然死した兄の汚部屋の饒舌さ/本とともにやってきたはじめての本気の恋/お弁当時間、女子中学生の憂鬱/金色の目をした黒猫の残像/母の葬儀は、本人希望のレディースセット/十回目の三月十一日に愛犬の横で流す涙/焼酎4リットルパックが伝える兄の最期のメッセージ/実家から去っていった大切なペットたち/中学三年受験生の悩める母の夏/夫の両親に贈った大型テレビの行く末/仕事のやる気スイッチを押した最恐物件/四十代とは違う五十代の本当の恐ろしさ/流れの速い川を進む兄と、母の叫び声/認知症進行中の義母の舌に残る菓子の味/実兄よりも兄として慕った音信不通のままの男性/義両親と過ごす修行を経て戻った大好きな正月……他、全40章。

内容説明

認知症の義母の介護、双子の息子たちの受験、積み重なりゆく仕事、長引くコロナ禍…ハプニング続きの日々、愛犬ハリーを横に開くのは。大反響既刊『兄の終い』『全員悪人』『家族』をめぐる濃厚エピソードと40冊。

目次

父の死と、さみしさという遺産
義父母の介護体験、現在進行形
突然死した兄の汚部屋の饒舌さ
料理に心底疲れ切った絶望感
本とともにやってきたはじめての本気の恋
お弁当時間、女子中学生の憂鬱
金色の目をした黒猫の残像
長く陰鬱な季節の豪華な幸せ、鍋料理
母の葬儀は、本人希望のレディースセット
料理への重すぎる思いからの解脱〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

148
この方の本は初めてでした。「はじめに」に書いてあるように「信用できるには、本、それから犬だけだ。」というのはまさしく私の考えにもピッタリで手に取りました。ご自分の日常の生活から、様々な悩み事などについての関連の本を紹介してくれています。身の丈にあったというかあまり背伸びしないような感じで好感が持てました。このような本であると今まで本に縁遠い人なども手に取ってくれるのではないかという気がします。2023/07/22

kinkin

131
翻訳家である著者が身辺のことを綴るとともに内容にあったおすすめ本を紹介する。父の死、義理の父母の介護のことや兄の死、認知症やペットのこと他、読みやすい文章で味わいのあるエッセイだった。さあ今の自分の身辺のことを書きなさいと言われるとなかなかかけないと思う。そこには家族に対する照れや遠慮そしてなにより書くほど家族のことを分かっていないと思う。著者は冷静に周りを見つめながら感情の昂りや戸惑い感もエッセイの材料としているようだ。おすすsめの本も面白そうなのが何冊かありこちらも気になった。図書館本2023/02/05

けんとまん1007

131
散歩に行こう・・・景色が変わる、匂いが香りが変わる、風を感じる、音がする・・・日々の営みの中で背負うものがある。それを受け取り、明日につなぐ。そうかあ~、読書も散歩なんだ・・・と、今、気づいた。2022/09/18

モルク

119
「兄の終い」に出てきた孤独死していた兄、共稼ぎであまり夫婦仲のよくない両親との昔日、同居はしていないが認知症の義母の介護、双子の息子たち、愛犬との日々を語るエッセイ集。日々のエピソードをユーモア溢れる文章で綴り、実際はとっても大変なことなのにストンと胸の中に落ちてきて共感できる。それぞれの章に本の紹介があり、未読の本も多くこれもまた参考になる。2024/01/07

ネギっ子gen

92
【勇気を出して手を伸ばしてみれば届くところに、本は、人は、きっといる】“気づけば本は自分の人生になくてはならない存在になっていた”と記す翻訳家が、認知症が進行する義母の介護、双子の息子たちの高校受験、積み重なりゆく仕事、長引くコロナ禍など、ハプニングが続く日々の中、<考えさせられる一冊、楽しい一冊、気軽な一冊、見て楽しい一冊を選んだつもりだ。私自身も、この苦しい数年を本に救われて生きてきた。常に読者の近くで静かに開かれるときを待つ本という優しい存在を、今一度、思い出してほしいと思い、本書を綴った>と。⇒2023/05/10

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