内容説明
ジョージ・エリオット14歳の筆になる、未完の歴史ロマンス。詳細な解説を付したテクストを全文掲載。登場人物や時代背景、舞台も詳しく解説。大作家となる以前の、ひとりの少女の想像力と創作の過程を追う。
目次
第1部 『エドワード・ネヴィル』(マリアン・エヴァンズ)
第2部 『エドワード・ネヴィル』をめぐって(樋口陽子)(『エドワード・ネヴィル』について(作者;未完の歴史ロマンス;ジュヴェニリア出版)
副主人公ヘンリー・マーテン(親族;ヘンリー・マーテンと清教徒革命)
ゆかりの地を訪ねて(チェプストウ教区教会とチェプストウ博物館;チエプストウ城とティンタン修道院;ピアスフィールド;ハンティンドン博物館;ケンブリッジ大学シドニー・サセックス・コレジ))
著者等紹介
エヴァンズ,マリアン[エヴァンズ,マリアン][Evans,Marianne]
19世紀イギリスを代表する女流作家。ジョージ・エリオットの別名。14歳で未完の歴史ロマンス『エドワード・ネヴィル』を執筆
樋口陽子[ヒグチアキコ]
1958年津田塾大学学芸学部英文学科卒業。1960年学習院大学大学院人文科学研究科(イギリス文学専攻)修士課程修了。1962‐63年米国コロンビア大学大学院英文科聴講生。1983年夏、学習院安倍能成記念海外短期研修基金にて、英国研修。1988‐89年、同長期研究基金により、ケムブリッジ大学英文科に訪問研究員として在籍。1983年より英国ブロンテ協会終身会員。鹿児島国際大学国際文化学部、同大学大学院国際文化研究科元教授
樋口恒晴[ヒグチツネハル]
1987年、筑波大学第三学群国際関係学類卒業。筑波大学大学院博士課程社会科学研究科単位取得退学。1996年常磐大学国際学部専任講師。2003年、同、助教授。2007年、同、准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Mana