内容説明
自己抹殺と自己顕示の差は日米男性文化の差であるが、グローバル・スタンダードというノッペラボーの世紀に、伝統文化と精神の発露としての男性性の表出のあり方を、戦争と平和という命を賭した行動のなかに読み解く歴史エッセイの傑作。
目次
第1部 男であるということ(フェミニズム以降の男性性;ペニスが生み出したオリエント世界;ガニュメデス;男と戦争 ほか)
第2部 男になるということ(刺青とタトゥー;褌考現学;筋肉質の基督教、紳士道;敗北の美学、武士道 ほか)
著者等紹介
巨勢逆[コセサカシ]
本名・三輪公忠。1929年長野県松本市生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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