目次
1 越の聖良寛の虚像と実像(デクノボーと良寛と―「雨ニモマケズ風ニモマケズ」;越の聖良寛の虚像と実像―『良寛禅師奇話』の謎と真実)
2 第一の人生―出家するまで(良寛の家族と大森子陽―家族と学びの謎;試練の名主見習―良寛家出の謎;「家出」と「出家」の謎―家出から出家まで)
3 第二の人生―禅の修行(出雲崎から円通寺へ―修行生活の実態は;禅とは何か―ジャック・マイヨールと禅;『荘子』と三千大千世界の大宇宙―『寝覚の友』の「了寛」)
4 第三の人生―ふるさとの五合庵(良寛、越後の郷本に現る?―「奇談」の「了寛」とは;清貧と孤貧の五合庵―清貧と常不軽菩薩の謎;手毬の謎―手毬・フレーベル・貞心尼;「漱石山脈」と良寛―良寛の山なみに連なる人々)
5 良寛浄土―無位真人(良寛遺墨資料館―龍は踊り鶴は舞う;思いやりとやさしさと―良寛のグリーフ・ケア;良寛浄土―良寛の悟境と死生観)
著者等紹介
高橋誠[タカハシマコト]
1944年、満州黒竜江省に生まれる。山口大学文理学部国語国文学科卒業。1967年より2004年まで、小・中・高の国語教科書、辞書等の編集に携わる。東京・良寛会監事/大学講師/詩人/編集者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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