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内容説明
作家は“国民的娯楽”にどのように接してきたのか?名選手や名勝負が記憶のなかで輝きを失わないのは、野球(ベースボール)を愛してやまない作家が、想像力たくましく文学作品として残してくれたからである。スポーツとしての野球(ベースボール)の枠を超えて、アメリカ文化を理解するための大いなるヒント。
目次
第1章 近代野球成立時代の文人たち
第2章 みんな野球をしながら大きくなった
第3章 驚嘆すべき“野球小説”―「ユニバーサル野球協会」と『素晴らしいアメリカ野球』
第4章 野球「三都物語」(1)―ニューヨーク篇
第5章 野球「三都物語」(2)―ボストン篇
第6章 野球「三都物語」(3)―シカゴ篇
第7章 傑作野球小説選
第8章 ミステリーと野球
第9章 なぜアメリカ人は野球を書くのか
著者等紹介
田窪潔[タクボキヨシ]
1965年東京都練馬区出身。立教大学社会学部卒業。精密機器メーカー、クラシック系音楽事務所を経て、編集プロダクションに勤務。在籍期間中、有給休暇を利用して幾度となく渡米し、アメリカ野球に対する見聞を広める。2008年、虚血性心疾患を患い編集プロダクションを退社。現在はフリーで活動中。セイコー大相撲TOTO会会員、埼玉西武ライオンズファンクラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。