内容説明
日本の能登と“火星人”に魅せられた男!大富豪ローエルは、なぜ“火星人説”を世に問うたのか?宇宙進化論を基に文化と科学の統合を目指す多彩な才能が、能登半島旅行を機に抱いた宇宙への夢…。NASAに受け継がれた宇宙開拓精神の思想と行動の実像に迫る。
目次
はじめに―パーシヴァル・ローエルとボストンのブラーミン
第1部 個人としてのパーシヴァル(不適格ボストン人の生成;ローエルと彼の仲間たち;博識家への準備;新たな経歴)
第2部 スペンサー派進化論者のローエル(宇宙哲学論者;イメージ・メーカー;精神の探求者;宇宙進化論者)
第3部 天文学者としてのローエル(「天体観察ピクニック」から天文台へ;ローエルの火星運河探求の方針;主流勢力の反応;評価を求めて)
結論 マーズヒルに住む生粋のボストニアン
著者等紹介
シュトラウス,デイヴィッド[シュトラウス,デイヴィッド][Strauss,David]
1937年ミズーリー州セントルイス生まれ。コロンビア大学歴史学科Ph.D.、カラマズー大学歴史学名誉教授。リヨン大学、早稲田大学国際学部で教える
井上正男[イノウエマサオ]
1948年福井県生。京都大学理学部(宇宙物理学)博士課程修了。理学博士。北國新聞社論説委員兼北國総合研究所主任研究員。日本科学技術ジャーナリスト会議会員。日本ローエル協会運営委員
大西直樹[オオニシナオキ]
1948年東京都生まれ。国際基督教大学比較文化研究科博士後期課程満期退学。学術博士。国際基督教大学教養学部教授。日本ローエル協会運営委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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takao
志村真幸
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