カフカース―二つの文明が交差する境界

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カフカース―二つの文明が交差する境界

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  • サイズ A5判/ページ数 354p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784779112157
  • NDC分類 229.7
  • Cコード C0022

内容説明

グルジアやアルメニアには固有のキリスト教文化が栄え、ダゲスタンはイスラーム原理主義の祖型を育んだ。コーカサス“文明の十字路”に光を当てる!風光明媚な景勝地に埋もれた歴史が甦る。

目次

1 オスマン帝国の黒海支配とスラヴ世界(帝国のフロンティアとしてのカフカース―一八世紀の帝政ロシアのカフカース進出とオスマン帝国;忘れられた歴史と二つの系図が交差するところ―アフガニスタンのグルジア人;知られざる悲劇の歴史と記憶のはざまで―チェルケス人の「大追放」)
2 反グローバリズムの建築空間―アナトリア高原の建築文化(アルメニア共和国の建築文化―空間のトポロジー;図説・アルメニア建築―「多様性」への巡礼;アナトリアの覇者―セルジューク王朝の建築文化 ほか)
3 ロシア文学とカフカース(ロシア文学が「ゆりかご」で見た幻影;ロシアは「曖昧」な帝国か?―ベストゥージェフ=マルリンスキイ『アマラト=ベク』を読む;原初への遡行、他者との出会い―二〇世紀ロシア文学のカフカース表象を考える)
バルト海から黒海へ、スラヴ世界を遍歴する

著者等紹介

木村崇[キムラタカシ]
京都大学大学院人間環境学研究科教授

鈴木董[スズキタダシ]
東京大学東洋文化研究所教授

篠野志郎[ササノシロウ]
東京工業大学大学院総合理工学研究科教授

早坂眞理[ハヤサカマコト]
東京工業大学大学院社会理工学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひとみ

1
とても良書だった。一章複数の国の文献を合わせて歴史を紐解いているのを見て学者ってすごいなと思ったし、カフカースの全体的な歴史の動きや関係性が掴めて良かった。二章の建築については知見がない分野だが写真が多いこともありわかりやすく、読んでいて興味深かった。最後の章のロシア文学とカフカースについては、他国に行ってもそこに同化することはできない、あくまでも旅人で客人であるというのはその通りであると思うし、『他者』であることを自覚しておくことが大切であると思った。カフカースを題材にしたロシア文学読んでみたい。2022/04/06

hajimemasite

1
アルメニアからのツイートを見て、ふと読みたくなり、引っ張りだした本。グルジア、アルメニアとロシア、オスマンを中心にいくつかの論文をまとめた論文集。一章と二章は初学者でも、浪漫を感じることができた。三章だけは、ロシア文学の基礎知識以上を必要とし、また、作品の趣旨からもそれているように感じた。2013/09/17

ume natsu

0
時間なくて建築のところ飛び飛びにしてしまった…(´・ω・`)北川先生のアゼル本が読みたいよー

宵子

0
「カスカース」をテーマにしたいくつかの論文を集めたもの。 ただし、それ以外のジャンルはバラバラである。2008/11/13

Quijimna

0
★★★☆☆2006/04/22

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