内容説明
幸せは、血眼になって探したって見つかるはずありませんよ。年がら年中、笑顔でゆったり、人生を楽しむための知恵。
目次
富士山
初夢
雑煮
松
数の子
隣人
小異
主人公
重き荷
三つのタイプの生き方〔ほか〕
著者等紹介
ひろさちや[ヒロサチヤ]
1936年、大阪府生まれ。東京大学文学部印度哲学科卒業。同大学院人文科学研究科印度哲学専攻博士課程修了。65年から85年まで、気象大学校教授を務める。膨大で難解な仏教思想を、逆説やユーモアを駆使してやさしく説く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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のほほん@灯れ松明の火
26
自分の誕生日に 幸とか福 の漢字があって、なんだか嬉しかったです!! 淡々とサラーっと読めました。2010/12/21
かっぱ
1
四住期。学生期、家住期、林住期、遊行期。いつまでも現役にしがみつく生き方は、人間としての成長を妨げる。だからキレる老人が多いのかもしれない。2014/08/26
イカ男
1
ほぼ一年をかけて一ページずつ読んでいきました。多数の付箋紙がつきました。10月9日のページに「人生の各段階には、それぞれ固有の喜びがある。しかし、わたしたち日本人は、いまはまだこどもなんだから、がまんしなさいと教える。高校生は遊んではいけないので、大学に入るまでは歯をくいしばって勉強しなさいと言う。新入社員のあいだは、文句を言わずにひたすら会社のために働けと命じられる。あげくは、人生を楽しむのは定年退職後にしろということになる。馬鹿げた考え方だ。」2011/12/26