企業スキャンダルと監査法人―なぜ不祥事は続発するのか

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  • サイズ A5判/ページ数 236p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784779111716
  • NDC分類 335.21
  • Cコード C0033

出版社内容情報

粉飾決算、インサイダー取引、敵対的買収、大企業の談合…なぜ不祥事は続発するのか。スキャンダル続きで「亡国の道」をたどる日本企業の在り方を鋭く批判してきた著者による企業改革のための提言。コーポレートガバナンス(企業統治)社会を築くための道を探る。

第1章 「ライブドア事件」とは何だったのか  
第2章 コーポレートガバナンスなき企業の破綻への道
     ―― カネボウ、西武鉄道グループ、JR西日本   
第3章 公益事業の落とし穴     
    ―― 日本航空、関西電力、東京電力  
第4章 官製談合と天下り      
    ―― 三菱重工業、新日本製鉄、石川島播磨重工業…  
第5章 M&A時代に問われるコーポレートガバナンス   
第6章 どうして監査法人は監査しないのか   
第7章 日本が緊急に必要とする3つの改革      
    ――「企業の改革」「政府の改革」「会計士業界の改革」  
補 章  公認会計士業界のご意見番に聞く     
    ――富田岩芳(監査法人トーマツ創業者)/早房長治   
民主主義と村上ファンド事件 ―― あとがきにかえて

内容説明

本格的な企業改革なくしては日本は「亡国の道」をたどる!粉飾決算、インサイダー取引、敵対的買収、大企業の談合…。「コーポレートガバナンス(企業統治)社会」を築くための道を探る。

目次

第1章 「ライブドア事件」とは何だったのか
第2章 コーポレートガバナンスなき企業の破綻への道―カネボウ、西武鉄道グループ、JR西日本
第3章 公益事業の落とし穴―日本航空、関西電力、東京電力
第4章 官製談合と天下り―三菱重工業、新日本製鉄、石川島播磨重工業
第5章 M&A時代に問われるコーポレートガバナンス
第6章 どうして監査法人は監査しないのか
第7章 日本が緊急に必要とする3つの改革
補章 公認会計士業界のご意見番に聞く―富田岩芳(監査法人トーマツ創業者)/早房長治
民主主義と村上ファンド事件―あとがきにかえて

著者等紹介

措長治[ハヤブサナガハル]
1938年、北海道生まれ。1961年、東京大学教養学部卒業、朝日新聞社入社。主として経済畑を担当。1982年、経済部次長を経て、論説委員。1985年より編集委員。1998年、朝日新聞社退職後、地球市民ジャーナリスト工房を設立。現在、地球市民ジャーナリスト工房代表、「平和と安全を考えるエコノミストの会」(EPS)理事長代行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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James Hayashi

28
元朝日新聞論説委員、06年著。当時は営利中心、安全軽視がありコンプライアンスとコーポレートガバナンスの欠如が見て取れた日本企業。一因に天下りがある事は明らか。ムラ社会という特殊な環境も不祥事と関係があるのかもしれない。堀江氏や三木谷氏が当時考えられていたネットとTVの融合は10年以上経った未だにハッキリした道筋はつけられていないように感じる。2019/02/21

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