内容説明
子どもの「個」を磨き、互いに高め合い伸ばし合う集団をつくるのが教師の役目。「自分よし」「相手よし」「みんなよし」『三方よし』で自己肯定感と感謝の気持ちに溢れ、活気あふれる集団が生まれる!
目次
第1章 パラダイスの予感(小さな町の大きな変化―新人教師たちのチャレンジ;みんなで共有したい学生のヴィジョン―それぞれの持ち味を生かした教師集団づくり ほか)
第2章 パラダイスへの道筋(校訓「三方よし」との出会い―受け身のスローガンから抜け出すために;「三方よし」の実践を促す法則―喜びから歓びへ「歓びの方程式」 ほか)
第3章 パラダイスの芽吹き(一見すると厄介な者が集団のリーダーに―寅さんの奔放さは周りの理解があってこそ;子どもの納得―入場行進の価値 ほか)
第4章 教師はパラダイスの扉を開く職人(子どもが好きだから先生になりたい―ある教育実習生との出会い;教科指導の専門家に求められるストーリーテラーの能力―子どもの心を惹きつける授業には物語がある ほか)
第5章 パラダイスを共に創るために(人としてあるべき姿をしっかり伝える―「什の誓ひ」と「三方よし」;読書の手ほどき―質の高いコミュニケーションにも繋がる ほか)
著者等紹介
小林成樹[コバヤシシゲキ]
1944年東京生まれ。青山学院大学文学部教育学科卒業・同大学院修士課程修了。1970年静岡県で公立中学校英語・社会科の教員になる。10年後、県立肢体不自由養護学校(現特別支援学校)に異動し7年間を過ごし、再び静岡市内の公立中学校で教諭・教頭・校長として26年間勤務する。この間県立養護学校長を3年間務める。2005年定年退職。翌日の4月から常葉学園大学(現常葉大学)教育学部附属橘小学校長となり、2012年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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