出版社内容情報
〈元全国紙新聞記者が追う!「◯◯電車」の裏にある、〝五大私鉄〟の壮絶ヒストリー〉
〈鉄道好きタレント鈴川絢子氏・鉄オタ演歌歌手徳永ゆうき氏推薦!〉
阪急電車、阪神電車、京阪電車、南海電車、近鉄電車--「◯◯電車」の愛称で関西の人々から親しまれる〝五大私鉄〟。本書は、互いにしのぎを削り合うことで、関西の文化と経済の発展に寄与した鉄道たちの歴史を紐解いたノンフィクションです。元全国紙新聞記者・松本泉氏が、五大私鉄を中心にくり広げられた熾烈な百年対決を、時に硬派な文化論的に、時に面白おかしく描きます。鉄道ファンはもちろん、歴史好きに、関西の文化・エンタメ好きも楽しめる内容。
内容説明
手を替え品を替え、果てしなき戦いを繰り広げてきた関西の鉄道たち。スピードを制する者が関西を制す。サービスを制する者が関西を制す。―さあ、次は何で決着つけたらええやろか。
目次
第1章 関西を駆け抜ける主役たち
第2章 泥沼の百年対決(阪急VS.阪神)
第3章 強制結婚に協議離婚
第4章 鉄路の敵は“プロ野球”で討つ?
第5章 果てしなきスピード競争
第6章 敵は本能寺(大阪市営交通)にあり
第7章 仁義なき買収合戦
第8章 スピードで勝てんかったらアイデアで勝負
第9章 戦い済んで日が暮れて、昨日の敵は今日の友
第10章 民鉄王国を彩るカリスマたち
著者等紹介
松本泉[マツモトイズミ]
元全国紙新聞記者。1961年大阪府に生まれる。1985年関西学院大学法学部を卒業、新聞社では、松江支局、京都支局、大阪本社社会部などで記者を務めた。松江支局長、事業部長、運動部長、論説委員などを経て2020年に退社した。2013~20年には同志社大学で講師を務めた。記者時代には、行政や地方自治などを主に取材したが、平和・戦争報道や人権問題、バブル経済崩壊後の社会問題、関西の庶民文化に取り組み、長期連載企画を多数手掛けた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
trazom
ホークス
HMax
marsan
MASA123