内容説明
朝、起きたらいろんなことがひっくりかえっていた。この世はとかく予測不可能なことばかり。だから86歳の今でも毎日働く、それも楽しく働く。その喜びを教えてくれたのはツルおばあちゃん。―何気ない日々を輝かせる秘訣を綴ったエッセイ。
目次
第1章 信―信じるに値するものを信じてきた(春の夜の夢;二十代に授かった心の糧 ほか)
第2章 徳―自分らしくあるために、これだけは守った(道産子気質;得より徳 ほか)
第3章 政―お上とは何か、正体見たり(思いがけぬあの日;煙に巻かれた日々 ほか)
第4章 働―生涯現役。働き続けてよかった(生まれてきた以上は;小学生の頃の仕事 ほか)
第5章 金―金の本性を見誤ると、生まれてきた甲斐なし(「金」というもの;「金」を活かす ほか)
著者等紹介
中渡朋江[ナカワタリトモエ]
大正12年(1923)、北海道石狩郡当別町生まれ。昭和11年(1936)、石狩郡当別町弁華別尋常高等小学校卒。昭和21年(1946)、札幌女子医専(現札幌医大)卒。役場勤務後、29歳で上京。大学病院勤務を経て、飲食店などを経営。平成2年(1990)、三鷹市による行政代執行を受けるなどして覚えた行政への不信感から、平成3年(1991)、三鷹市長選に出馬するも落選。以来、市民の声を政治に届けるべく発信し続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。