内容説明
小さな変化の気配を感じて、今日も生きる。ハレの日の酒、思い切って買った万年筆、小さく膨らんだ梅のつぼみ、心底から伝わる感謝のことば…数え上げれば、きりがない。何気ない日常のひとコマをやわらかな視点で鋭くとらえたエッセイ集。
目次
薄くなった浸透圧(あと何回、桜を見る…;「手」 ほか)
七四年前の杭(けんちく世界をめぐる10の冒険;幻のポンピドーセンター ほか)
でかい頭(中性化する都市・東京;においのある街 ほか)
最後の鮎釣り(鮎釣りの命は場所、仕掛け;最後の鮎釣り ほか)
大早館(青春キラキラ;大早館 ほか)
著者等紹介
青柳剛[アオヤギタケシ]
1949年群馬県生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科建築計画専攻、修士課程修了。その後大学で建築教育に携わる。建築設計・デザイン活動を続け、現在は建設会社を経営。群馬建設新聞に「森の声」を、ぐんま経済新聞では「建築眼」を連載(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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