出版社内容情報
ギフトとは何か。モースやサーリンズの理論をホイットマンやエズラ・パウンドの生涯に適用し,芸術の創造と受容が贈与交換=エロスの交易に他ならないことを説く。
内容説明
本書の前半は贈与交換の理論を、後半はこの理論の述語を芸術家の生涯にあてはめる試みを扱う。
目次
第1部 ギフトの理論(食べることのできない食物;死者の骨;感謝の労働;きずな;ギフト共同体;女性の財産;高利貸し―ギフト交換の歴史)
第2部 ギフトの美学の二つの実験(創造的な精神の交流;ホイットマンの草稿;エズラ・パウンドと野菜通貨の運命)
著者等紹介
ハイド,ルイス[ハイド,ルイス][Hyde,Lewis]
1945年ボストンに生まれ、ミネソタ大学とアイオア大学に学ぶ。アイオア大学(1969‐71)やハーヴァード大学(1983‐89)で教鞭をとり、1989年よりケニヨンカレッジ教授
井上美沙子[イノウエミサコ]
大妻女子大学助教授。19世紀英文学専攻
林ひろみ[ハヤシヒロミ]
大妻女子大学非常勤講師。16世紀英文学専攻
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感想・レビュー
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- 和書
- ロレックスが買えない。