赤字個人―無意識に社会を崩壊させる人々

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  • サイズ B6判/ページ数 327p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784779003301
  • NDC分類 361.85
  • Cコード C0036

内容説明

赤字個人は、企業や社会に「赤字」をもたらす。格差、偽装、少子化、教育、財政赤字…現代日本が抱える社会問題の核心に切り込む提言書。

目次

第1章 「赤字個人」を定義する―いま明らかとなる赤字個人の実像(社会を衰退させる個人勢力の出現;個人を決算するとは ほか)
第2章 赤字個人が発生させるコストとリスク―社会にもたらされる赤字(赤字個人はどこに潜んでいるのか?;赤字個人はコストであると同時にリスクでもある ほか)
第3章 赤字個人の生育メカニズム―個人を赤字化させる社会的要因(教育が「無能型」を生む;行政が「かく乱型」を生む ほか)
第4章 赤字個人の台頭と日本の衰退―企業も社会も赤字になる(「個人の赤字化」と「機械の高度化」のスパイラル;中小企業が破綻する ほか)
第5章 赤字個人を鍛えよ―赤字個人は黒字化できる(赤字個人の生育メカニズムを破壊して「個人力」を高める;教育によって個人力を「養成」するための八つの提言 ほか)

著者等紹介

高橋慶次[タカハシケイジ]
1966年生まれ。熊本県出身。中央大学理工学部卒、早稲田大学社会科学部卒。銀行勤務などを経て、現在はコンサルティング系中小企業の経営者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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西澤 隆

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小さい書店が減って良書を手に取る機会がどんどん減り、その分出版社は刺激の強い広告や帯でなんとか店頭に本を並べてもらおうとする。今朝のラジオで「ビジネス展望の一環として語る読書週間」のくだりがあり、ふと思い出した5年ほど前のビジネス書。 「大丈夫夢いっぱい」みたいな本もうさんくさすぎるのだけれど、かといって本書のように「だから駄目なんだ」という点を並べるだけの本も、今の時代にはキツすぎる。思えば駄目なところの列挙本が売れるというのは、まだまだ時代が元気だったのかもしれないね。ある意味「時代を振り返る」一冊。2012/11/06

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