定本レッド 〈2〉 1969-1972

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定本レッド 〈2〉 1969-1972

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  • サイズ 46判/ページ数 654p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784778323189
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

吉田あや

47
殲滅作戦を今度こそ成功に導く為に軍事訓練を重ね、自らの行動を徹底的に自己批判するように命令し、「逃げたら殺すからな」と恐怖で支配していく。忌み嫌う国家権力と自分たちの組織では政治的意見が異なるだけで、なんら変わりない傲慢な組織へと成り果てていることに気付くこともなく、真っ黒い渦となり暴力が加速しようとしている張り詰めた空気が重苦しい。大菩薩峠事件で弱体化が著しい赤軍派は革命左派と融合し、連合赤軍としてここからは山岳ベース事件へ。2023/10/07

sayan

24
革命参加を巡る「なぜ」からリンチに至った「なぜ」にナラティブは展開する。直観(感)的に直近で見た劇中劇「光の雨(2001)」の場面を思い出す。「革命をしたかった」→「生きるすべての人が幸せになる世の中を作りたかった」という2行が冒頭に現れる。演じる役者が「それ(革命)はすなわち自己批判と自己批判に至る相互批判である、何がいいたいんかさっぱり分からん」と台本を投げる。「一緒に闘ってきた」同志は、脱走者、逮捕者に姿を変え、集団としてはバラバラ。それは、もはや革命、総括、リンチの境目がない方向感の喪失、カオス。2023/06/27

秋 眉雄

14
It's like a BIGMOTOR , isn't it?2023/08/13

なつのおすすめあにめ

6
「レッド」の反動で純粋なポルノ作品である「田舎」を描いた、みたいな発言。定本の二巻まで読むとだいぶ納得できてしまうな。2023/01/19

ドント

6
うわぁ……。71年夏から末まで、「連合赤軍」の山岳ベースでの訓練と結束が本格始動する2巻。番号としては③までと劇的な出来事は少ないが、脱走や逮捕、さらに主導権争いからの「あっちは本気だから、こっちも本気で」「紐帯」という深化、換言すれば泥沼化、蛸壺化が進んでいく。逃げ出せないのだ。トップが強固な理論家かつ負い目からの反省を経ているがために、「総括(できていない)」という言葉が別の力をもって内部を支配していくのが実におそろしい。その裏焼きのような肉欲の描写も凄い。あと2巻でどんどん人が死ぬのが今から怖い。2022/12/30

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