感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
masa@レビューお休み中
125
2巻も眼鏡老紳士万歳の丸々一冊ですね。オーナー夫人の願望を叶えるべく、老眼鏡をかけた初老の紳士ばかりを従業員としてそろえたリストランテで起こる物語です。2巻では、若き日のシェフ・フリオとカメリエーレ・クラウディオのお話やシェフのテオとヴァンナのつながりなどが描かれています。こうやってみんなの話を読んでいくと、ホッとするんですよね。何がホッとするのかというと…。誰でも、いきなり何でもこなせるわけではなくて、そこに至るまでは苦労をしたり、数々の失敗をしているんだなということを知ることができるからです。2014/09/18
エンブレムT
56
短編が5作とオマケが1作。どれも短いエピソードなのに、描かれてない空白の時間を想像で補えてしまう何かがあります。上質な映画を観てるような感じです。クラウディオの回想によって垣間見えてくる、フリオの料理人としての無敵っぷりと充実した私生活が素敵でした。クールに見えて過去を引きずっているアツい男、テオの物語も良かった~♪女性陣も知るほどに魅力を増してきてます!・・・でもなんでだろう?主役として登場してこないのに、私の中で存在感が半端なく大きくなってきてるのは、もぐもぐホッペのジジ・・・(笑)2011/05/18
匠
46
「リストランテ・パラディーゾ」のスピンオフで、登場人物それぞれにスポットを当てているのだが、本編以上にイタリアの老紳士のカッコ良さがすごく出ていて大好きだったりする。今回の2巻目はカメリエーレのクラウディオとフリオの若かりし頃の接点をベースに、仕事への向き合い方について考えさせられ、テオとヴァンナの先輩後輩エピソードでは料理への向上心をベースにスパイシーな男女の物語が展開されて素敵だった。歳をとると丸くなるというけれど、何事もなく丸くなるわけではなく、若い頃の苦労あってこそものなのだなと納得させられた。2013/03/20
怜
27
ヴァンナとテオのエピソードがメインになっちゃったかなー2巻。親友オルガを見続けてきたガブリエッラの話がいい。親友で大事なひと、幸せを望んでるのに、なんだろうな、ちくってする。おとこたちのはなしから段々とおんなたちも加わって、ニコレッタの登場で終わった。次早く読みたい(´・_・`)2015/07/30
またたび
24
若かりしクラウディオを読めてムフフ、楽しいです。テオは老眼紳士ですか?って感じもするけど、イタリア人っぽさたっぷりで実は一番好きかも♡ステキだ♪2014/06/30
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