内容説明
宇沢弘文の社会的共通資本、ハーマン・デイリーの定常経済、ムハマド・ユヌスのソーシャル・ビジネス…14歳から読める!わかる!カラー図版満載!!SDGsがめざす新しい姿。
目次
1 資本主義の理想と現実(経済の誕生をその大もとまでたどってみる;人間は幸せになる道具としてお金と経済の物語をつくった ほか)
2 資本主義のできるまでイエティ君の冒険旅行(経済の主役、お金はどうして生まれたか?;経済活動の始まり 貨幣の登場で交易が広まる ほか)
3 資本主義を動かす8つの歯車(私的所有権 なぜ自然を所有できると人は考えたのか;市場と自由 需要と供給を調整する市場原理 ほか)
4 資本主義は何を間違ったのか(資本主義の問題を社会的共通資本という視点で考えよう;資本主義は自然環境を自由財として損なってきた ほか)
5 明日の資本主義のために(持続可能な開発目標 SDGsが求める持続可能な経済;イエティ君の帰った故郷が豊かさに包まれていたわけは? ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マグロのお刺身
5
図解なのはいいけどちょっと分かりずらいところがあった。 2022/06/06
asajee
4
良書。 このシリーズの、民主主義版と同様、分かりやすく、後半は尖っていて、若い世代だけでなく大人も読むべき一冊。 民主主義版もそうだが、テーマについて、将来を想像し、自分の頭で考え、よりよい未来に向けての最適解や自分のできることを考えるきっかけとして、良書だと考えます。2024/10/20
Gen Kato
3
14歳プラス30ウン年だが、大いに勉強になりました。とくに新自由主義の40年がいかにして現在の状況を招いたか。本の最後に提示されたように、新たな一歩が踏み出せればいいのだが。2023/03/15
tarecurry
3
サピエンス全史のハラリさんの考え方などかなり最近の知識を持っている事が当たり前になってきている。世の中の常識はどんどんアップデートしていきますね。2021/05/25
takao
3
脳が生み出した虚構を共有する、虚構(物語)が現実となる2021/04/27