わたしからはじまる―悲しみを物語るということ

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わたしからはじまる―悲しみを物語るということ

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  • サイズ 46判/ページ数 288p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093888554
  • NDC分類 368.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

わたしからはじまる魂の再生の物語

読みながらいっしょに沈んでいく。
壊れそうになる。
最後に、極微の勁(つよ)い光に射ぬかれる。
――鷲田清一さん(哲学者)

繊細な、こわれものとしての「悲しみ」を、
粗略に扱わない社会のために、
静かに読まれるべき一冊
――平野啓一郎さん(小説家)

上智大学グリーフケア研究所非常勤講師として、
悲しみにある人々に寄り添う活動を続けている
著者の入江杏さんは、2000年に起きた
「世田谷事件」の被害者遺族です。

隣に住む、愛する妹家族を失った悲しみは、
6年もの間、語られることはありませんでした。
語りにひらかれたきっかけについて、まえがきにこうあります。

心ない報道、周囲からの偏見と差別、沈黙を強いる母への抵抗……
わたしは語りへと突き動かされ、無我夢中で心の断片を拾い集めました。
そのかけらから恥を洗い流してみると、そこには透き通った悲しみが顕れました。
――まえがきより

”被害者遺族はこうあるべき”といった世の中の「大きな物語」に抗い、
「わたしの物語」を取り戻し、魂の再生へと向かう軌跡の書です。

【編集担当からのおすすめ情報】
世の中の「大きな物語」は、ときに人に苦しめることがあるように思います。
「家族は愛し合うもの」「母親はこうあるべき」などなど…
「大きな物語」ではなく「わたしの個の物語」を取り戻していくことで
ケアされることがあるという入江さんの考えに、私はとてもしっくりきました。
自分を掘り下げ、深めることで、人と深いところでつながることがある、
人とつながることで、ケアされることがある、と私は受けとりました。
入江さんの誠実な文章からは、勇気や希望を感じます。
生きづらさを抱えている人、悲しみや辛い状況にある人に読んでいただきたい本です。
また、いまという時代を知る大きなヒントがある一冊だと思います。

内容説明

突然の喪失、失われた「普通」の暮らし。求められる被害者遺族像に囚われることなく、社会の物語、大きな物語に引っ張られることのない語りを求めて―

目次

1章 沈黙とスティグマ(語りを阻害するもの~誰にもいえない;沈黙を強いるものの正体「スティグマ(負の烙印)」
「私を変えた一枚の絵」の物語
こぐまの絵本と「ミシュカの森」
3びきのくま
スティグマ解消につながる「わたし」の語り
きっかけ・ステレオタイプ・偏見・差別
コンタクト(出会い)、そして本音と本心
「わたし」を深める
棘の家)
2章 怒りと語り(目に見えない子ニンニの物語;「普通」って、いったい何?;感情を言葉にする;隠されていた母への怒り;怒りは変化へのエネルギー;傍観するものにとって「かなしみ」は恐怖;母のこと1 母の恥の意識;母のこと2 親から受け取った価値観;母のこと3 はずれのガチャ;母のこと4 母と私が蓋をしたもの;母のこと5 自らに課した喪失と悲嘆の物語;沈黙の意味)
3章 個の物語の力(大きな物語でない「わたし」の物語;物語が生まれる;五感に応答するアートセラピー;この悲しみを伝えたら、あなたはとまどうかもしれない そう考えてしまう人へ;封じられる声;語りに拓かれる)
4章 メディアと悲惨の消費(メディアスクラム(集団的過熱取材)の中で
メディア不信の時代に
悲惨の消費・エンタメ化
「共感」という落とし穴・ケアの視座の欠如)
5章 ケアの物語(ケアとは何か;亡き人との出逢い直し;利他とグリーフケア;死者とともに生きる;「亡き人」から受け取ったもの)

著者等紹介

入江杏[イリエアン]
上智大学グリーフケア研究所非常勤講師。「ミシュカの森」主宰。世田谷区グリーフサポート検討委員。世田谷事件の遺族のひとり(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

4
ふむ2024/05/11

Mihoko

4
すごく悲しくて傷ついているのだな!と感じる本。少しでも癒されますようにと祈るしかできない。2023/04/25

ねこ

4
著者は未解決殺人事件の被害者遺族です。スティグマについてやグリーフケア、ご自身が主宰する「ミシュカの森」の活動、マスコミ報道や最近ではSNSでの発信についての思いなど、多岐にわたる内容で、一読しただけでは消化しきれないのが正直なところです。事件の第一発見者である亡くなったお母様への思いを書いたページに胸を打たれました。2023/01/15

江藤 はるは

3
閉ざされた森に落とした悲しみが、語りの風に運ばれてきた。2022/06/17

じーも@この度本屋さんとかを開きました

2
途中で断念。また読むときがくる…かもしれない。2023/05/12

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