出版社内容情報
河内 タカ[カワチ タカ]
内容説明
アメリカの時代であった20世紀アートの豊かな故郷、ヨーロッパ。泰西名画の解説にあきあきしている人も、もう一度おさらい(復習)してみたくなるに違いありません。第一弾“アメリカ編”に続く、敷居の低い、私的な、どこからでも読めるアートの水先案内。
目次
第1章 20世紀アートの幕開け
第2章 写真の誕生、そして決定的瞬間
第3章 徹底した客観描写
第4章 変貌し続けたボウイ
第5章 ぼくを深く魅了する画家たち
第6章 マルセル・デュシャンの登場
著者等紹介
河内タカ[カワチタカ]
1960年生まれ。高校卒業後サンフランシスコのアートカレッジへ留学。卒業後、ニューヨークに拠点を移し、現代アートや写真のキュレーションや写真集の編集を数多く手がける。2011年に帰国、同年4月より株式会社アマナが創設したフォトコレクションのチーフディレクターに就任し、日本人作家に限定した550点にも及ぶ写真作品を収集。90年代後半より現在まで、アートや写真に関する執筆活動も行ない、Facebookでアートにまつわるエッセイを日々発信、『アートの入り口―美しいもの、世界の歩き方“アメリカ編”』(太田出版、2016年2月)を刊行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Toshi
8
アメリカ現代美術と写真にフォーカスした「アメリカ編」に対し、こちらは印象派から、ビートルズに始まる英国ロック、著者の好きな名作と、かなり風呂敷を広げています。元々は、FB上の徒然なるままの日々の書き込みを1冊の本にまとめたものなので、それもむべなるかなとは思いますが、「アメリカ編」に比べ散漫になってしまいました。やはり読んでいて面白いのは、著者の専門分野である写真家にまつわる話。2020/12/08
ブーボ
2
読みやすい。ビートルズやデヴィッド ボウイまで触れていて面白い。 最後デレク ジャーマンで終わるに少しキュンとした。2017/08/08
はるたろ
2
たくさんの芸術家の話がコンパクトにまとめられていて読みやすかった。特に写真の章がよかった。2017/07/07
あっぺ
1
今まで読んだアート関連の書籍の中で、1番読みやすかった。写真に関する話も。2018/06/25
Robbie
1
さらりと読んでしまいました。写真家の紹介がやけに詳しいなと思ったら、その道の専門の方なのですね。取り上げるジャンル、作品、アーティストに偏りはあるものの、ピエロ・デッラ・フランチェスカ、キャパ、デレク・ジャーマン、デヴィッド・ボウイ、ビートルズなどのラインナップはこれまでになかった気がする!アメリカ編が先に出ているみたいなので、ぜひ読んでみようと思う。2016/11/23
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