感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
緋莢
18
「ゲームはいまだファミコンを超えてはいない』(まえがきより)隠しキャラの元祖でもある「ゼビウス」、全世界で四千万売れた「スーパーマリオブラザーズ」、聖飢魔Ⅱのデーモン小暮が主人公のキャラゲーながら、ファミコン版では一切、聖飢魔Ⅱの楽曲が使われていない「聖飢魔Ⅱ 悪魔の逆襲」名作&迷作100本をレビュー。2017/12/18
スプリント
14
昔を思い出しながら熟読しました。ファミコン世代ど真ん中ですが意外に知らないソフトがあり新たな発見もありました。ソフト紹介の他にも高橋名人と毛利名人の映画の裏話や急逝した飯野さんの話など掲載されており読み応えがありました。2015/01/22
nbhd
12
意外に良書。「クソゲー」シリーズの執筆陣によるファミコン懐古本。ここでも”愛のあるツッコミ文体”炸裂かと思ってたら、良作ゲー/クソゲーにかかわらず、いずれのゲームについても①「ゲームの基本的な遊び方」+②「その時点でエポックメイキングとなったゲーム性」+③「ファミコンの思い出」という注目3要素が盛りこまれていて好感。特に②の要素については、ゲーム研究基礎本としても有用かなと思うほど充実していた。ロードランナー、エキサイトバイクとかマリオメーカーから30年以上も前に、ステージつくれたもんだなぁ、と懐かしんだ2017/03/16
mono-less
8
ウェブで連載していたコラムを単行本化。懐かしのファミコンソフトレビューがメイン。物心ついたときからコントローラーを握っていた僕のような人間にとって、ファミコンで遊んだ記憶は言わば原風景。目次のソフト名を眺めるだけでこみあげるのは郷愁、そしてもう会うこともない友達の顔。努力が報われる達成感や、仲間と一つの事を成し遂げる喜びを僕に教えてくれたのは、決して勉強やスポーツなんかではなくファミコンだった。あの時代に浸かった人は読めば記憶の扉がバッコンバッコン開きまくるはず。思い出すなぁ……内海君、僕のFF返して。2015/01/30
たいそ
6
ファミコン30周年。名作もクソゲーも懐かしい。とはいえ全作品はとりあげられないので、自分にとっては懐かしい「F1レース」とか「バンゲリングベイ」とかはなかった。あと「ヒャッハー感」というのが多く目に付いたが、当時流行っていたのだろうか。「制約というのは人を成長させる。」2013/08/29