分離したリアリティ

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  • サイズ B6判/ページ数 342p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784778313050
  • NDC分類 389.56
  • Cコード C0039

内容説明

“ドン・ファン”シリーズのなかでも精髄と評される「初期4部作」を、同シリーズの代表的訳者による翻訳で統一し、これからの世代に向けて装いも新たに刊行。戦士としての生き方と死。そして、「見ること」とは。深化する第2作。

目次

第1部 「見ること」への準備(ドン・ファンとの再会;見ることと眺めること;ミトテへの参加;ひとりひとりの道;管理された愚かさ;ヘナロの滝渡り)
第2部 「見る」という課題(もうひとつの世界の守護者;守護者との再会・離反;子どもの頃の約束;戦士とは?意志とは?;水たまりの精霊;泡にのっての旅;盟友の顔そして死とは?;女性呪術師ラ・カタリーナ;音の中の穴;音の洪水;ひとつの移行期)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

モットヒカリヲ

3
呪術師ドンファンの本を始めて読んだ。一読しただけではファンタジーとしか感じられなかった。2012/11/19

でろり~ん

1
前作同様、これが創作であるとしても世界の在り様を考えさせられる内容でした。知覚している現実には色々な捉え方があるというのは充分に想像できるし、日本の陰陽師の世界観も庶民の知覚から随分遠いものだったでしょう。チベットの死者の書について、ちとばかり触れている部分があって、かなり興味深い話になっていました。タイトルは、著者にとっての現実世界が、少なくとももう一つ存在するようになったことを認めざるを得なくなったという意味なんでしょうかね。最終章が「移行期」とされているのもそうなのかと思わされますが、ホントなのか。2019/04/03

fried_bogy

0
一巻目を読んだ時かなり驚いたのに、まだ奥が深く、驚愕している。やっぱりめちゃめちゃ面白い。そしてドン・ファンがめちゃめちゃ優しい。カルロスは石頭すぎて生まれ育った場所のものの見方からなかなか自由になれない。『ドン・ファンの教え』の時は質問の多すぎる彼に多少イライラさせられたが、まあ慣れたし、そういう彼だからこそ書けたというのもあるだろう。あとチベット密教ではひとは光輝く繭に見えるのではなかったかな?2020/03/23

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